2005/04/12

Chaos Theoryの近況 + Half-Life2のMOD

Chaos Theoryは、ステージ7 か 8まで来ました。....どっちかはハッキリしません。とまれ、確かに初代よりは少しボリュームが多いような感じです。

さすがにこの辺りまで来ると、ある程度は敵の行動パターンを覚えないと、普通に進めるのも難しいです(Hardでも程良く難しいという程度ですが)。ま、初代ほどにはパターン学習を要求されませんけど。これまでに書いた「ほぼ完全なステルス」も、実践するのは相当に厳しいでしょうね。逆に言えば、やはり「不可能では無い」ようで、なんか徹底的に練り込まれたマップ構造と敵の配置が、自分をそっちの方へ引き摺り込もうと誘惑してきて困りものです。ああ....。

ストーリーは、舞台が朝鮮半島と日本になっているものの、パターンは初代と同じ。まあ面白いんだけど、特に書く事はありません。


それはさておき。気分転換に面白そうな Half-Life 2の MODをインストールして試してみました。

Half-Life 2 : Substance

Substanceはシングルプレイ専用の MODで、本編をよりハードにアレンジしたものとなっています。つまり、全体の流れは本編と同じ。

どうやら、ゲーム開始の時点で既にレジスタンスとの戦闘が始まっているという設定らしく、駅に降り立った時点から銃声が聞こえます。あと、初っぱなから Striderの姿をあちこちで見掛けたりと、この先に相当激しい戦闘が待ち構えている事を嫌というほど思い知らされます。つーか、屋根の上を伝って逃げる場面でも、下手すれば Striderに撃たれますから!

しかし、テレポータの内部に入ったところでデスクトップに戻されてしまったため、実際のところがどんなもんかは謎のまま(今日は時間に余裕が無いので)。まだちょっと不安定なようです。

(これ以降は追記。)
余裕が出来たので、ちょっとだけ進めてみました。単純に敵が多いとかでなく、レジスタンス vs コンバイン vs アントライオンといった三つ巴の状況が最初からばんばん登場します。あと、味方となる兵士もわりと最初から登場するので、「戦闘が激しいだけでなくて面白い」という印象です。とは言え、やはり普通に遊ぶとかなり難しいのですが、最近流行の「Bullet Time」が採用されているので、これを利用してガンガン進めて行く、というのが基本スタイルっぽいです。つーか途中まで忘れてて、相当苦戦しました。

あと、Substanceはマップを移動する毎にヘルスや残弾が「リセット」されます。賛否両論出そうですが、取り敢えずはそういう仕様なのだそうで。

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2005/04/05

Chaos Theoryで(ほぼ)完全ステルスプレイ

前回書いた、「ほぼ完全なステルスプレイ」を ステージ1で試してみました。で、以下のリンクにある画像がその結果。

ステージ1(Light House)の結果発表

一人だけ敵をノックアウトしていますが、これは不可避でした。あと、流石にこの画面では分かりませんが、一つだけ電灯を銃で破壊しています。ハッキリとは言えませんが、実は破壊しなくて大丈夫だったのかも。とまれ、「こういう遊び方も出来る」という証拠写真としてどうぞ。あ、ついでにプレイ時間に注目してみると面白いかもしれません(特に初代をプレイした事のある人は)。本当に上手い人なら、まだ縮められるでしょう。

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2005/04/04

Splinter Cell : Chaos Theory 続き

取り敢えずステージ 2までをコンプリート。ここまでは難易度 Normal(註:一番簡単な設定)で進めてきたのですが、もちっと難しい方が面白そうなので、ここからは難易度設定を一つ上げて進めてみる予定。

さて、前回書き忘れた事も含めて、早めに公開しておいた方が良さそうな事が幾つかありますので、そのへんを紹介しておきます。

まず。Chaos Theoryがサポートするウィンドウズは「2000と XPのみ」となっています。但し、これが単に「9x系はサポート外」という事なのか、起動しない、動作に支障が出るという事なのか、それともインストール時に環境を調べて弾かれてしまうのか、という事までは不明。(過去の UBIタイトルを元に推測するなら、インストール時に弾かれる可能性が大)

あと、グラフィックカードについては、GeForce 3以降(MXは除く)、Radeon 8500以降となっており、これはつまり、Direct-X 8を完全にサポートするカードが必須という事です。逆に言えば、DX8世代のカードでも遊べるという事になりますね(とは言っても、オプションで画質を落とさないと、速度の面でかなり厳しいかと思われますが)。でも、ここからが Chaos Theoryのトリッキーな部分です。

ぶっちゃけて言うと、GeForce 6シリーズ(註:型番が 6から始まる 4桁のやつ。6800 GTとか)以外のカードでは、全て DX8世代の技術による描画となります。勿論、最近の高速なグラフィックカードの利用を前提に作られているので、DX8全盛期のゲームとはやはりクオリティが段違いです。でも、やはり可能な処理に限界があるので、最先端の映像効果を楽しむ事は出来ないのですね。Chaos Theoryで最新技術を駆使したグラフィックを楽しむには、現時点では GeForce 6シリーズを購入する以外に道はありません(但し、詳しくは後述しますが、実際には大した違いは無い様子)。

何故このような事態になってしまっているのか。この辺の技術に詳しい人なら、「Shader Model 1.1 と 3.0 にしか対応していないから」とだけ言えば大丈夫でしょうか。技術に詳しくない人向けに、ものすごーく簡単にだけ解説すると、Chaos Theoryのプログラムには、最新の Direct-X 9.0c で施された機能拡張を利用するか、それとも DX8世代の機能だけを使うかの二択しか用意されていないのです。で、DX9.0cの新機能を使うには、グラフィックカードがそれに対応している必要があるのですが、現時点で対応しているのは GeForce6シリーズのみ。

気になるのは、具体的にどれだけクオリティの差が出るのか、という事だと思いますが....はっきり言います。良く分かんないです。そもそも、Chaos Theoryは X-Boxがメインのターゲットでもあるので、DX8世代の技術を相当に頑張って駆使しているようです。どうしても駄目なところだけ新機能を使っている、という感じがします。てか、実際のところ、DX8だけでも相当に綺麗です。むしろ、「本当に DX8世代の技術しか使ってないの?」って思います。その点こそが、Chaos Theoryの本当の見所かも。

ところで、Chaos Theoryは X-Box、PS2、ゲームキューブ、PCの 4機種(と N-Gage)で同時発売されておりますが、過去のシリーズでは機種毎に少し違いがあっただけに、今回も気になる方が多いかもしれません。まあ、グラフィックの質の違いは仕方無いとして。公式サイトを見た限りでは、PC版と X-Box版だけに「ネット経由で追加コンテンツをダウンロードする機能」があるのに対し、PS2版とゲームキューブ版だけが「水中から敵を掴んで溺れさせる」アクションが追加されている、との事。マルチプレイモードもちゃんと全機種に用意されているようです。マップ構成とか敵の配置については不明ですが、今回は同時開発だし、同じなんじゃないか? という予想。


ここからは、別に急いで公開する必要は無いんですが、せっかくだからゲーム内容について新たに気付いた事も書いておきます。

ステージ 1を何度か遊んでみて分かったんですが、今回は「潜入行為があった事を断言出来るだけの証拠を残さない」、本当の意味でのステルスが可能になっていますね。ま、ステージの目標によっては(完全なステルスは)不可能な事もあるでしょうが、それでも証拠を残してしまうような行為は、本当に必要最小限だけでもコンプリート出来るんじゃないでしょうか。初代の事を思い出してみると、後半のステージではそうでもない、という事になりそうですが。

ここで言う「証拠を証拠を残してしまうような行為」というのは、例えば敵を気絶させたり、殺してしまったり、或いは銃で照明機器を破壊したり、という行為を指しています。こういう事やっちゃうと、任務を達成して脱出するまでは気付かれなくとも、その後で絶対にバレちゃいますよね。今回は、銃で破壊する(スイッチで消す)以外にも一時的に明かりを消す方法がありますし、敵を気絶させないと(もしくは殺さないと)先には進めない場面も殆んど無いようです。

まあ、「理論的には可能」ではあっても相当に難しいので現実的ではない、という場合もあるでしょうけれども。やはり、正面きっての戦闘を避けつつ敵を処理していくのが基本セオリーでして、その点では紛れもなく Splinter Cellシリーズの最新作です。

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2005/04/01

Splinter Cell : Chaos Theory

届きました。んで、えーと、US版は既にパッチが出ているので(それ以外の版もすぐに公開するとの事)、購入予定の人はさっさとダウンロードしておくのも手かと。ちょびっとしか遊んでいないけど、ファーストインプレッションを書いておきます。


その前に。まだ日本語の情報が出回っていないようなので、まず注意点から。Chaos Theoryは DVDのみでのリリースとなる模様。そして、最大の注意点として、Chaos Theoryでは Starforceという認証方式(いわゆるコピープロテクト)が採用されており、ちょっと聞き齧っただけですが、どうもこの Starforceが上手く機能しない、ゲームが起動しないというトラブルが結構多い様子(確率で言えば低いんでしょうけど)。ちなみに、日本語ウィンドウズ(2000)では、起動画面が文字化けして読めないので、カンを働かせる必要が出て来るかも。

この Starforce方式は、インストールした後一度ウィンドウズを再起動する必要があります。てか、ゲームの起動アイコンをクリックすると、(本来なら)そういう旨のメッセージが出ます。前述のように、日本語ウィンドウズでは文字が読めないため、「なんか勝手に再起動してるんですけど」な状態に陥りがちですが、まあそういう事です。

一度ウィンドウズを再起動した後、今度は CD-Key(暗唱番号)を入力する必要があるのですが、Chaos Theoryのパッケージ内部に 2つの CD-Keyが書かれているため、一部で混乱を招いている様子。限定版の場合、起動時に入力すべき CD-Keyはケース底面のシールに書かれている方。説明書に書いてあるものは、マルチプレイ時に必要となる...らしいです(自分は未体験)。なお、ケース底面のシールには、CD-Keyと覚しきものが 2行にわたって書かれていますが、実際に入力するのは 1行目だけ。2行目まで入力するとエラーになります。

インストールに必要な容量は、恐らく 3ギガくらい。相当に食います。Direct Xは 9.0cを必要とするので、場合によってはグラフィックドライバの更新も必要となるでしょう。

最後に。限定版のボーナス DVDには、初代 Splinter Cellにマップを 3つ追加するパッチが同梱されていますが、これがどうもバグっているようで、インストール自体が出来ません。公式フォーラムによれば「まだインストールに成功した人間が居ない」らしいです。


ハイ、というわけで、ようやくインプレッションです。

まず「見た目」の部分から紹介しておくと、グラフィックは相当にパワーアップしています。シリーズの特徴である陰影の表現も、一度体験しちゃうと初代には戻れないくらい凄くなっています。その割には軽いです。Half-Life2より軽い。バンプマッピングとか重くなりそうな処理をあまり使ってないんだろうとか、コンシューマを前提に作ってる事を踏まえても、この軽さはちょっと凄いんじゃないでしょうか。

ちなみに、ムービーシーンには相変わらず字幕無しです。まあ、作戦内容とか、プレイに深く関わるような情報は文字でもフォローされているので、プレイへの支障はさほどでも無いかとは思います。

で、肝心のゲーム内容はどうか。以前からアナウンスされていたように、今作は「自由度が高める」方向でデザインの練り直しが行われています。まだ「最初のステージの最後の方」までしか進んでいませんが、Chaos Theoryで初代と大きく違うな、と感じたのは、「パターンを覚える必要がある」部分が殆んど無い点です。ステージ全体のマップがいつでも確認出来るし、先の方の状況もわりと事前に確認出来ます。あと、敵の配置も「出会い頭にバッタリ」という事が無いよう工夫されているような。

そしてもう一つ、今回の変更点で大きいのは、「音」の扱いでしょう。今回は、周りの音に自分自身が出す音がかき消される、という概念が追加されています。つまり、うるさい場所では結構ガサゴソやっても大丈夫なわけです。どれくらいまで大丈夫なのかは、ちゃんと画面上のメーターで確認出来るようになっています。

あと、こちらは殆んど体験出来ていないんですが、主人公の取れるアクションが増えています。特に棒にぶら下がった状態で取れる行動に幅が出来ているようなので、様々な状況に対し、より柔軟な対応を取る事が出来そうです。

敵の AIもグレードアップされているようで、かなり多彩な反応を見せてくれます。ただ、実際にどれくらい賢い行動を取るのか、例えば Half-Lifeあたりと比較してどうなのか、といった部分まではちょっと分かりませんが。こちらの存在に気付いていない時の行動は、旧作と同様、パターン通りに歩き回るくらいですが、時折フッとパターンを崩してくる事もあるような気が。

そうそう、今回は PDAで情報を確認したりする時にポーズが掛からなくなっています。これ、結構プレイに影響するでしょうね。


とまあ、まだ本当にちょっと遊んだだけなので、これくらいで。

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