Dos Box 0.62
待ちに待ってた、stable版のニューバージョン! Gentooの Portageにサクッと登録されてたので、早速試してみました。まだちょっと触っただけなんですが、これ、相当に良い! DosBoxユーザーはサクサクっとアップデートしちゃうべきでしょ。
今回、結構色々な部分が改良されています。新機能も幾つか盛り込まれていて、殆んどメジャーアップデートっぽい感じです。ChangeLogを見た限り、これだけ大幅に改良されたのは久し振りの様子。その全部を紹介するのは無理なので、自分が気に入ったもの、大感激したものに絞って紹介しておきます。
PC-speakerのエミュレーション精度がぐんと上がった
「ぐんと」ってのは、ちょっと思い込みが激し過ぎかもしれません。が、BCFやCDSのファンが泣いて喜ぶくらい、ソフトによっては劇的な違いが出ています。
これまでのバージョンでは、どれだけマシンパワーがあっても、CPUのエミュレーション速度を上げたり、出力する周波数を上げたりすると、激しく音割れを起こしていたのですが、今回自分で試してみた限りでは、そういった現象は全く起こりませんでした。
というわけで、BCFを速めの快適な環境でプレイしたり、CDSで効果音をより綺麗な音で味わえるようになりました。
エミュレーション速度の調整より正確になった
これまでは、ウェイトの掛け方がちょっと荒くて、アニメーションがカクカクしちゃったりしてたんですが、今回のアップグレードで随分と改善されています。
キーマップの編集が可能になった
キーマップエディタも内蔵しております。これで、日本語キーボードでもバックスラッシュやチルダを入力する事が可能になりました。
但し、この機能は、あくまで「擬似的にボタンの配置を変更する」ものであって、DoxBoxからは「カスタマイズされた英語101キーボード」として扱われます。ちょっと分かり辛いですが、要するに記号を入力する方法が日本語キーボードのそれとは全然違いますし、それを修正する事は現時点では出来ないって事です。
音声関連が色々と
PC-speakerのみならず、音声周りがあれこれと改善されている様子。また、音量調節機能が付き、PCMと FM音源の音量バランスを調整したりも出来るようになっています。
えー、今回はこんなところで。
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