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2012/02/19

Tim Schaffer氏の新作アドベンチャーについて、続報。

Kickstarterで一般から資金を募っていた、Tim Schaffer氏の新作アドベンチャーゲームに関する、最初の公式発表が、Youtubeに投稿されました。

Tim Schaffer氏自ら、現時点で確定した仕様を、ジョークを交えながら語っています。流石に、ゲーム内容そのものの話は無し。

まず、対応プラットフォームとして、Windows、Mac、Linux、iOS、Androidの5つが確定。モバイルOSについては、流石にタブレットのみの対応かと思われます。(動画の中では、言及なし)

また、英語のみではありますが、音声が付く事も確定。字幕は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の5カ国語が確定。残念ながら(と言うか、やはりと言うか)、日本語は対応の予定がありません。

あと、Kickstarterで$15以上援助した人にのみ、DRM-Free版も提供されます。

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2012/02/16

Tim Schaffer氏の新作、来る。

本日は、予定を変更して、緊急ニュースをお知らせします。更新をサボっている間に、4gamerとかに書かれちゃったけど、気にせず書きますよ。

自分が敬愛するゲームクリエイターである、Tim Schaffer氏の新作に関して、2つほど大きな動きがありました。(と言っても、日本ではTim Schaffer氏の名前は馴染みが無いかも。氏の紹介は、最後にて。)

まず、Schaffer氏にとって久々の「昔ながらのアドベンチャーゲーム」となる新作の制作が、確定しました。この作品については、「Kickstarter」というサービスを利用して、一般からの資金提供を募っていたのですが、開始からわずか8時間強で、目標額の40万ドルを突破。 制作が確定しました。制作されるゲームは、さほど大きくない規模のもので、半年程度で完成させる予定だとか。対応機種は、詳しくは後述しますが、Windows以外は未定。

なお、既に目標額には達しましたが、援助金の受け付けは、最初に設定した期限である3月13日(現地時間)まで、引き続き行われます。製作者によれば、集まった金額が増えるほどに、対応するプラットフォームや対応する言語を増やしていく(増やせる)との事で、金額次第では、日本語版が発売される可能性が、無きにしもあらず……なのか?何故か知らないけど、Tim Schaffer氏自身が、日本語でアピールするツイートを流してますし。まあ、優先順位は、かなり低いと思われるので、過度の期待は禁物ですが。

なお、15ドル以上援助すると、ゲーム本体とベータ版へのアクセス権、及びメイキングビデオ(ダウンロード版)が漏れなく付いてきます。それに加え、これから設置される専用の掲示板にて、制作会議に参加する権利も与えられます。英語力が必要ですが、これは面白いチャンスと言えるでしょう。これ以上援助した場合のオマケは、Kickstarterのプロジェクトページにて確認をお願いします。

注意点は、ポスター等を目当てに100ドル以上援助する場合、アメリカ国外に住んでいる人は送料として10ドル上乗せして金額を指定しなければならない事。まあ、氏の熱狂的なファン以外には、明らかに割に合わない内容なので、これだけ高額な援助をする人は殆んど居ないとは思いますが、一応。

そして、もう一つ。あのMinecraftの作者が、Tim Schaffer氏に対し「Psychonauts 2を現実の物にしようじゃありませんか。」とTwitterで呼び掛け、ちょっとした騒ぎになりました。平たく言えば、「資金を出すから、Psychonauts2を作らないか?」という話でして。その後、具体的な交渉に入っている事が、Tim Schaffer氏から語られています。

勿論、まだスポンサーが名乗り出ただけの段階であり、制作する事が確定したわけではありません。とは言え、比較的実現の可能性が高そうな話であり、ファンにとって大ニュースなのも確か。まあ取り敢えずは、今後の公式発表をワクワクしながら待ちましょう。

なお、前作のPsychonautsは、SteamGOG.comにて、安価で発売中。ゼルダ+マリオなアクションアドベンチャーで、細かい欠点はあるけど、出来はかなり良いです。アクションが多彩な分、ボタンを多く使うので、慣れるまでちょっと大変ですけど。あと、奇抜すぎる世界観やストーリー、キャラクターデザインは、好みが分かれそう。今、久し振りに遊んでいるので、もう少ししたら紹介文を書きます。

Tim Schaffer氏とは?

Tim Schaffer氏は、LucasArts時代に「Grim Fandango」「Day of the Tentacle」などのアドベンチャーゲームを手掛け、アドベンチャーファンから熱狂的な支持を受けている人物。LucasArtsを退社後、Double Fine Productions社を設立。独立後は、「Psychonauts」「Brütal Legend」など、アクションアドベンチャーばかりを手掛けています。なお、手掛けた作品の全てが日本で発売されていないため、日本での知名度はかなり低いと思われますが、数は少ないながらも、熱狂的なファンが存在する模様。

しかし、氏の作品は、いわゆる「カルトヒット」となる事が多く、メディア、プレイしたユーザー共に高い評価を得ながらも、売り上げの面では振るわない事が殆んど。雰囲気作りや台詞回しの巧さは一級品だけど、ややクセが強いので、一般受けはしない感じ。その代わり、ファンからは熱狂的な支持を受けているのですが。

ゲームとしては丁寧に作り込まれているので、ちょっと変わった雰囲気を楽しみたい人には、素直にお勧め。

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2012/02/02

King Arthur 1:ここからが本番。

キャメロット城を入手する事により、本格的な内政とランダムクエストの要素が解禁され、これでようやく、King Arthurに用意された全てのゲームシステムが出揃います。つまり、ようやくここからが本番というわけです。内政の指示は、冬のターンだけ(つまり、4ターンに一度)しか行えないので、まずは冬を待ちます。

Ka1_000032

さて、まずは待ち望んでいた技術開発画面を開いてみます。Millitary、Economy、Kingdomという3つの技術ツリーがありますが、まずは軍事力の強化を狙います。そろそろ、敵側にランクが上のユニットが出て来ているので、こちらも戦闘力の底上げをしておかないと、辛くなりそうです。最初は、BowmanをLongbowmanにアップグレードさせる技術を選択。パッチで弱体化したとは言え、何だかんだで弓兵の影響力は大きいですから。なお、既存ユニットのアップグレードは、無償で自動的に行われます。

ところで、技術ツリーから判断すると、Moralityで解禁されるユニットや、DLCで追加されるユニットには、アップグレードが用意されていないようですね。解禁された時点では強力だけど、後々まで使えるわけではない、という事か。……いや、これらのユニットは、基本ユニットには無い特殊能力を持っていたりするので、決め付けるのは良くないか。まあともあれ、評価は保留。

技術開発は、Reserchポイントが毎ターン蓄積されていき、各技術の必要分が溜まると完成するという、ストラテジーではお馴染みのスタイル。勿論、Reserchポイントの産出量は、幾つかの方法で上げる事が出来ます。国力増強では、まずここを上げてみましょうかね。

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というわけで、続いてキャメロット城への設備投資。Reserchポイントの産出量を増やすものの他に、周辺地域の収入を増やすもの、生産するユニットに経験値を100xp与えるもの、の合計3つの設置を指示しておきました(建築の指示が、4ターンに一度しか出せないため)。最初は、このへんが鉄板でしょうかね。

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ターンを進めて春になると、ランダムクエストが発生する季節。さっそく、4つのランダムクエストが発生しております。いわゆる「お姫様救出」クエストが2つに、洪水と、クリスチャンの反乱。洪水と反乱は、内政にペナルティが発生してしまうので、早めに解決しておいた方が良さそう。こういったマイナス効果を持つクエストは、種類によっては技術開発により発生を抑えられるようです。発生頻度次第では、早めに該当する技術を開発しておいた方が良いかもしれませんね。

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また、今回の洪水と反乱クエストは、「Diplomacy」クエストであり、金銭や食料などの貢ぎ物と引き換えに交渉を行う、というスタイルになっています。貢ぎ物が多いほど、高度な交渉オプションが選択可能となります。写真は洪水クエストのものなので、貢ぎ物ではなく住民への奉仕なのでしょう。状況によっては、必ずしも最もコストが掛かる選択肢が最も良い、というわけでも無さそう。この例だと、最上位の選択肢でMoralityがRightfulに+1されてしまうので、Tyrantルートを進む場合は、少しだけ悪影響が出てしまいます。

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などとやっている内に、シナリオ進行に関わるクエストが発生。この先に起こるであろう惨事を予見したという男が現れたため、惨事を未然に防ぐために、この男から話を聞く必要がある、というもの。ネタバレを避けているので、詳しくは書きませんが、最初に発生したクエストだけでは終わらず、この男に会うまでにまだ一悶着ありそうな予感。

ま、取り敢えず今回はここまで。

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