« 2011年11月 | トップページ | 2012年2月 »

2012/01/29

King Arthur 1 :キャメロット城を入手

さて、いよいよキャメロット城を入手しますよ。これが終わるとストーリーが新たな章に突入し、内政の要素がゲームに加わります。

まずは、状況の説明を。このゲームでは、キャメロット城は二つの建設候補地のうち、どちらかを攻略してキャメロット城を建設する、という設定になっています。候補となる都市は、Londonと、Virocoriumの二つ。後者のVirocoriumは日本人に馴染みのない名前ですが、中部イングランドの最西端あたりに存在していた、ローマ帝国時代に作られた都市だそうです。ゲームの舞台となる時代では、ローマ帝国ではなくケルト系民族の支配地となっています。

と、これを書いていて思い出したんで白状しますが、最初の紹介記事でゲームの舞台を「10世紀ごろのイングランド」とか書いていますが、これは明らかな間違いであり、お恥ずかしい。ゲームの舞台は七王国時代と呼ばれる時期であり、年代では5世紀から8世紀に相当します。ゲーム内の状況と、原案となった伝説から察するに、七王国時代の中でも早い時期ではないかと思われます。

それはともかく、どちらをキャメロット城とするかは、アーサー王が庇護する信仰として、Old FaithとCristianityのどちらを選ぶかで決めます。Old Faithを選ぶならVirocorium、CristianityならLondon。自分は最初からOld Faithで行くと決めていたので、ここは迷わずVirocoriumで。

Ka1_000022

これが、Virocorium攻略直前の様子。上の方で光の柱が降りているのが、目的地のVirocorium。当然ながらここには敵軍が駐留してますが、更にそのすぐ下のストーンヘンジにも、別の軍隊が駐留しています(見え難いけど、旗に注目)。敵の残存戦力はこれだけですが、攻城戦では多大な損害が予測されるので、両方の軍隊を同じターンで潰しておかないと、反撃が怖い。というわけで、まずは下の部隊を蹴散らしてから、Virocoriumの攻略に取り掛かります。

続きを読む "King Arthur 1 :キャメロット城を入手"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/01/25

久し振りに、King Arthur (1)を進めてみた。

Might and Magic Heroes VIという待望の大物が、ようやく到着したと言うのに。何だか最近は、King Arthurを遊びたい気分なのですよ。というわけで、こちらも少しずつ進めていく事にしました。

最後にKing Arthurの記事を書いてから、何度かパッチが来て、ゲームバランスに大きめの調整が入りました。具体的には、弓兵の弱体化と、特に序盤で新しいクエストが発生するタイミングを遅らせた(註:発生条件を満たしてから、発生するまでのタイムラグを大きくした)、のだそうで。まあ確かに、ターン数制限付きのサブクエストが次々と発生して、大忙しでしたからね。今回、最初からやり直してみたら、確かに昔ほどには忙しくない感じ。それでも、とあるクエストは発生条件を知らないと、相当にシビアですが。

さて。先程書いたように、バランス調整が入ったので最初からやり直しています。現在は、メインストーリーで「湖の魔女」の手でエクスカリバーの魔力を甦らせる事に成功し、次は今後の拠点となる城塞都市キャメロットを奪取しよう、という流れ。……ですが、サブクエストを攻略していたら、あと一歩のところで時間切れ。キャメロット城攻略は、次回にお預けです。

一般的なCRPGと同様に、King Arthurも、サブクエストを全てこなして行った方が、後々有利です。原則として、サブクエストを敢えて無視する理由は、ありません。で、サブクエストを全てこなしていく前提で言うと、序盤は結構難易度が高いですね。戦闘に勝つだけなら、さほど難しくはないんですが、一部サブクエストにはターン数制限があるため、直前の戦闘で損害をきっちり抑えておかないと、回復の余地が無くてかなり厳しい。自分はRTSに不慣れな事もあって、序盤を何度もやり直してます……。

Ka1_000001

それはさておき、サブクエストは内容がバラエティ豊かで、シナリオ面では良い感じですね。その中でも、いわゆる外交をショートストーリー風に仕立てたものが、「CRPGと戦略ゲームの融合」という点で、なかなか興味深いです。外交と言っても、反乱分子との密会など、裏取引とかスパイ活動などと表現される類いのものですけれども。どうやって密会するか、相手の提案にどう返答するかなど、選択肢が多くて悩ましい。理屈だけで言えば、自分が選んだMoralityに沿った選択肢を選べば良いのですが、理想を貫くのか、実利を取るかで悩む場面があったり。今後も、こういう面白い選択肢が数多く用意されていれば良いのですが。

いずれにせよ、外交を行えるタイミング、と言うよりその国に侵攻する最善のタイミングが、シナリオで決め打ちされているわけでして。戦略ゲームとして評価する場合は、ここが大きな弱点と言えるでしょう。取り敢えず現時点では、King Arthurは根本的にはあくまでCRPGである、という印象。

但し、宣戦布告と同時に敵の複数の主力部隊を一気に潰せるよう、準備が整ってから宣戦する、敵部隊の配置が都合良くなるまで宣戦を待つ、などのテクニックがちゃんと通用するので、少なくとも軍事活動に限れば、しっかり戦略ゲームの風味も味わえます。今後、軍隊の規模が大きくなれば、戦略ゲームの風味も強くなる……というのを期待しつつ、今回はここまで。今晩仕事が休みなので、キャメロット城の攻略に取り掛かりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/01/15

MMH6:一つ目のマップをクリア。

取り敢えず、チュートリアルキャンペーンの1つ目のマップをクリアしました。

Mmh6_000006

クリアに要したターン数は、77。スコアから判断するなら、ちょっと遅め、といった感じでしょうか。まあ結構ダラダラ回ってたんで、仕方ないですけどね。

このマップでは、色々とロックされている項目が多いので、現時点ではあまり感想として書ける事はありませんねぇ。取り敢えず、もっと色々なユニットを使ってみたいです。

それはさておき、今回はユニットのパラメータや、ダメージの計算式が変更になってますね。しかし、新しい計算式は、公式のマニュアルにも、ゲーム内のツールチップにも書いていない有様。どうしようかと思いましたが、検索したら、ユーザーが作成した詳細なマニュアルが引っ掛かって、こちらにきっちり掲載されていました。

UBI Forum : Heroes VI Fan Manual

まだ完全に仕上がってはいない様ですが、ルール解説+データ集として、かなりの出来映え。このシリーズは、やはり濃いファンが多いようで。

それはさておき、今回のダメージ計算式は、パラメータが幾つか減らされている代わりに、かなり複雑な計算を行ってダメージの補正量を決めているようですね。これまでの計算式では、どうにか暗算出来たけど、今回のはちょっと無理っぽい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/01/13

Might and Magic : Heroes VI の限定パッケージ版が、遂に到着。

ビッグイベントが発生したため、珍しく連日の更新。

色々と紆余曲折がありましたが、Might and Magic Heroes VIの限定版パッケージが、ようやく、ようやく、到着いたしました!!!!!


P1130086


P1130087


続きを読む "Might and Magic : Heroes VI の限定パッケージ版が、遂に到着。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/01/12

Sam & Max #301 "The Penal Zone"の感想など。

久しぶりの更新です。皆様は、年末年始を如何過ごされたでしょうか。自分はセールで色々と買い過ぎました。抜かりなく。

SteamとかGamersgateでもあれこれ購入しちゃったんですが、Telltale Games社の直販でアドベンチャーゲームを幾つか購入したので、まずは積んでるアドベンチャーゲームを少しずつ崩していく事にしました。と言うわけで、暫くはSam & Maxの第三シーズン、The Devil's Playhouseをサクッと片付けて行きますよ。取り敢えず、エピソード1はクリアしましたので、サラッと感想を書いておきます。スクリーンショットは撮り忘れたので、今回はご容赦ねがいます。

このシリーズは当ブログで初出なので、まずは簡単に解説を。Sam & Maxは、主に米国でカルトな人気を誇るコミックを原作とするアドベンチャーゲームです。犬のSamと兎のMaxの、「フリーランスの警察」という聞くも怪しい肩書きを持つ二匹が、様々な事件を解決するために(文字通りの意味で)大暴れする、という内容。強烈なブラックユーモアが持ち味の作品です。作者がLucasArtsに勤めていた縁で、1993年にLucasArts社より最初のゲーム化がされています。その後、このゲームを手掛けたスタッフが独立して作ったTelltale Games社より、2006年に再度ゲーム化。これが人気を博したため、以降シリーズ化という流れ。

なお、Telltale Games社作品は、TV番組のように短編ゲームを順次公開する「エピソード形式」を採用しており、Sam & Maxシーズン3は、5本の短編ゲームで成り立っています。ゲーム性だけで考えるなら、どの順番で遊んでも支障はありませんが、ストーリーも楽しむ事を考慮すれば、やはり順番にクリアしてくのが無難です。なお、ストーリーは前作までと繋がっていませんが、脇の細かいエピソードがシーズン1からじわじわ進行しているので、シーズン1から順番に遊ぶのが一番のお奨めではあります。最低でも、前回のシーズン2(Beyond Space and Time)は遊んでおいた方が吉。

今回エピソード#301「The Penal Zone」を最後まで遊んで、まず感じたのは、「エピソード形式のスタイルに、製作者が大分慣れて来たなあ」という事です。このエピソード単体でも、短編なのに妙な満足感があるし、次のエピソードが気になるような仕掛けもちゃんと用意してあります。シーズン1の序盤で、ストーリーやボリュームにやや物足りなさを感じたのとは、大きな違いです。

今回のストーリーは、宇宙の彼方からやってきた侵略者「General Skun-Ka' Pe」(スクン・カーペー将軍。元ネタは、UMAのスカンク・エイプ。名前の綴りに注目)を異次元の監獄「The Penal Zone」に追放しよう、というもの。ええ、ベタです。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、あちこちに散りばめられたユーモアもさる事ながら、ストーリー展開にしっかり捻りが効いていて、ニヤニヤ。SFコメディとして秀逸。直接ストーリーに関係ない会話も、相変わらず面白い。

パズルの出来も良いですね。難易度は、難しすぎず、簡単すぎずの程良いバランス。手順もシンプルなものが殆んど。ベテラン勢にはやや物足りないかもしれませんが、海外産アドベンチャーに慣れていない人にとっては、結構手強いと思います。ただ、最近のTelltale作品はヒント機能を備えているので、これを有効にすれば、どうにかクリア出来ると思います。

日本人にとって一番問題となるのは、結構な英語力を要求される事でしょうか。クリアするだけなら、重要なヒントが何度でも繰り返し聞けるので、どうにかなりますが、ユーモアを含めストーリーをしっかり楽しもうと思うと、かなり敷居が高いです。兎のMaxがかなり早口な上にスラングが多く、更には日本でさほど知られていない作品のパロディも多いという。

Sam & Maxシリーズは、2エピソードが無料で公開されているので、まずはこれらを試してみるのが無難でしょうか。無料公開されているのは、シーズン1の「Lincoln Must Die!」と、シーズン2から「Ice Station Santa」。ストーリーが面白いのはLincoln Must Dieの方ですが、最初に遊ぶエピソードとしては、ヒント機能付きのIce Station Santaの方がお勧めです。

ちょっと纏め方が雑ですが、今日はこんなところで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年2月 »