Civilization IV の二回目プレイを終了させました。今回は、少なくとも blog では簡単に結果を報告するだけにしておきます。
まず、設定から。
本体のバージョン: 1.0.9
指導者:ロシアのエカテリーナ
マップ: Continents の small
ライバル文明の数:4
ゲームスピード: Normal
難易度: Noble (デフォルト。プレイヤーとコンピュータが対等の条件となる)。
なお、マップの Continents は、全体が複数の大陸に分割されるところは Terra と同様ですが、全ての大陸にバランス良く文明が初期配置される点が異なります。
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さて、まず最初に大局的な目標をキチンと立てておきます。今回も凝りずに、可能な限り文化勝利を目指し、比較的それに特化した戦略で進めていく事にしました。前回は宗教をわりと放置しちゃったので、今回は積極的に利用していきます。
ただ一応、保険として外交による勝利も充分に狙えるようにはしておこう、という感じで。なので、今回は自分から戦争を仕掛けて領土を広げていくのは無しの方向で(ついでに、国力が必要となる宇宙船建造も無視)。いやまあ、ライバルの出方次第で変更を余儀なくされるかもしれませんけど。
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ライバル文明の配置:
最初にガンガン探索してみたところ、同じ大陸にはビスマルク率いるドイツと、サイラス率いるペルシァが存在する事が分かりました。残り二つが判明したのは中世、ターン数で最初の 1/3 が経過したあたり。ガンジー率いるインドと、インカ(リーダー名は失念)が、別の大陸に存在しているようです。限りなく平和主義なインドと、好戦的なインカが隣り合わせ。傍から観ている分には面白そうですが、はてさて。
領地の確保:
前述のように、今回は自分から戦争を仕掛けないつもりなので、早い段階で離れた場所に都市を建設して、領地を確保しておきたいところ。しかし、初期配置の都合で、完全には思うように行かず。とは言え、最低限欲しいと思える 5つの都市を建設出来る程度の余裕はあるし、後でペルシアの都市が一つ、ロシアに文化転向したため、結果的にはまあまあ上手く行きました。なお、最終的に自分が保有した都市は 7つ。やはり、確実に文化勝利するためには、マップサイズ small でもこれくらいの数が欲しくなります。
技術開発:
色々な状況が重なって、今回は全般的に技術開発が他の文明にやや遅れ気味でした。文化勝利に関するものは、ちゃっかり他の文明より先行させていましたけどね。とまれ、今回は外交による技術交換にかなりお世話になりました。ちょっと大盤振る舞い過ぎたかな、とも思いますが、結果的には一応正解だったようで。
宗教:
過半数の宗教をロシアで創始したかったのですが、結果的にはどうにか 2つを創始したのみ。余談ですが、ロシアは最初に保有している技術の都合から、宗教の独占などには不利。宗教の施設をどんどん設置していくと、文化ポイントの増加を加速する設備を新たに設置出来るようになります。文化勝利を目指すのであれば、出来るだけ数多くの宗教を国内に抱え(自国で創始しなくとも良い)、どんどん施設を建築していくと良い。
なお、今回は同じ大陸にある二つの文明と Open Border 条約を結んでいたため、宣教師をこれらの国の全ての都市に送り込んでみました。結果、ペルシァと国教を同じくしたため、かなり友好的な関係を築く事に成功。
資源:
今回は、食料資源に恵まれたため都市の人口は増やし易かったのですが、その一方で鉄など序盤から中盤で強力な兵器の生産に必要な資源が一切国内で採取出来ず。というわけで、非戦争を貫かなければならない状況に追い込まれてしまいました。幸い、ビスマルクもペルシァもさほど好戦的な指導者ではなかったので、どうにか切り抜けられましたが。
あと、かなり早い段階で石材を確保出来たので、初期の一部の「不思議」建設スピードが倍になり、かなり助かりました。全体的に、今回の資源配置は、文化勝利を目指し易いものだったと思います。
戦争、軍事力:
はっきり言いますが、今回は軍事力の増強には殆んど力を入れていなかったので、かなり駄目な感じでした。本気で攻められたらほぼ確実に負ける、というくらい。ロシアを含む、同じ大陸の 3つの文明がかなり友好的な関係にあった(絶対に戦争が起きないと断言出来た)からこそ出来た芸当ですが。
一応、隣の大陸では、ガンジーとインカとの間で、後半に何度か戦争が行われたようです。実は、ガンジーにそそのかされて(と言うか、ガンジーとの友好的な関係を保持するために)インカに宣戦しちゃったんですが、広大な海を挟んでいるため、ロシアとは殆んど交戦状態にはならず。しかし、終盤に海を渡ってインカ軍がロシア領土に上陸しちゃいました。慌ててインカと停戦。屈辱的な条件でしたが、仕方ない。
外交:
今回のロシアは勢力がやや弱めだった事と、技術開発で他の文明を頼りにしなければならない事から、外交では基本的に低姿勢で臨みました。友好関係が固められた後半以降は、言われるがままにはしませんでしたけど。上で書いたように、当初は外交勝利も眼中に入れていたのですが、途中からはあくまで戦争の回避と、他の文明が外交勝利するのを阻止する事を目標に変更。
税金の割り当て:
一時期、ある都市の高い「不幸度」に対応するため、少しだけ文化ポイントに税金を割り当てていましたが、殆んどは技術開発に 100% の税金を割り当てていました。そして、文化勝利に必要な技術が全て開発された後、 100% を文化ポイントの生成に割り当て。ラストスパートさせました。
偉人ポイント:
今回はちゃんと目的の偉人が誕生し易いようコントロールしました。ある都市では Great Artist がかなり高い確率で誕生するよう、それに関連する不思議だけを狙って生産。しかし、実際には数値上では誕生率 8% 程度の Great Prophet が最も多く誕生するという結果に。謎。まぁ、いいけど。
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で、結果どうなったのかと言うと、ちゃんと文化勝利をおさめる事が出来ました。時間切れまで 20ターン強を残していたので、まずまずの戦果だと言えるでしょう。

これが、最終的な勢力図。ご覧のように、領土の広さではどの国もさほど違いがありません。と言うか、思ってたよりロシアの領土の規模が広いですね。でも、左下のグラフを見ると、総合的な国力ではやはり大した事がないんですけど。
とまれ、今回のプレイで前回の雪辱を綺麗に晴らせたので、次は全く違う方針で遊んでみる事にします。
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