Civilization IV AAR その2
前回の最後で書いたように、ルイ 16世率いるフランスによって、遂に戦争の火蓋が切られました。そしてこれは、1000年近くにわたって繰り広げられる戦乱の世の幕開けでもあったのです。
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フランス軍はあらかじめ国境まで兵士を移動させていたため、宣戦と同時にロシア国境内へと侵入してきました。道中の土地にある設備を破壊しながら、Moscow へじわじわと進んで来ています。
一方、こちらは全ての都市にまんべんなく配置していた兵力を、防衛のために最小限必要なものを残し、Moscow へ集結させます。ついでに、幾つかの都市で強力な戦闘ユニットの生産にも取り掛かります。さて、上手く撃退出来るでしょうか?
簡単に壊滅出来ちゃいました。こちらの損害は殆んど無し。何だよ、大した兵力を持ってるわけでも無いじゃん。と、ここで調子に乗った自分は、せっかくだからフランスの都市を幾つか占領しちゃえ、と決めちゃいました。悪い作戦の組み立て方の見本ですね。て言うか、こんなのは作戦と言わん。
この時点で見えている国境線から、フランスの都市がある位置を予測し、自軍をそちらへと向かわせます。そこには Reims という都市がありました。流石にあちらから攻めてきただけあって、しっかり防衛されています。しかし、殆んど損害を出す事なく、陥落させる事に成功。この都市は、今後のフランスからの侵攻を食い止めるのに立地条件が良いので、そのまま自国の都市として管理下に置く事にします。
国境線の形から、この Reims より南にもう一つのフランス都市が存在している事が明確です。こちらを今後の前線基地にされると面倒臭そうなので、ここも制圧してしまいましょう。というわけで、強力な兵士をそちらへ向かわせます。やはり殆んど犠牲を出す事なく陥落に成功。
が、しかし。この都市はあまり立地条件がよろしくない。ロシア側の前線基地としては使えないし、都市の成長の面でもイマイチ。というわけで、自国に組み込む代わりにその場で都市を破壊してしまう事にしました。これが判断ミスであった事に気付くのは、少し後の事です。
とまれ、ここまで殆んど犠牲を出さずに快進撃が出来てしまったものですから、更に調子に乗って、もう少し進撃する事にしてしまいます。 Reims の北西にもう一つ都市があるようなので、そちらへと兵力を向けます。そこにあったのは Lyons (リヨンかな?)。ここでは多少の犠牲が出ましたが、半ば強引に制圧。ここは海岸沿いの都市で、自分はこれまで海岸沿いの都市を持っていなかったため、わりと適当に自国のものとしました。
といったところで戦果に満足し、兵力がやや失われた事もあったので、ルイに停戦交渉を持ち掛けます。既に劣勢となっていたフランスはあっさりと許諾。束の間の平和が訪れます。
これは、停戦から暫く経過した後の状態。こうして見ると、 Lyons が孤立していて、地理的にかなり危険な状態にあるのが分かります....って、あれ? なんか Reims より南の国境線がまた膨らんでるし。フランスがもう新しい都市を建設したか。この場所のどこが、そんなにオイシイんだろう?
と、マップを良く観察してみて気付いたんですが、少し前に破壊した都市のすぐ側で、鉄が採れるんですね。ここで、先程 都市を破壊したのが重大な判断ミスであった事に気付かされてしまいました。何故なら、現時点ではロシア国内に鉄を産出出来る場所が無く、鉄が必要となる強力なユニットを生産出来ずにいたからです。
というわけで、今度はこちらからフランスに宣戦布告します。さっさと新しく作られた都市を制圧。しかし、ここでまた、自分は大きな馬鹿をやってしまいました。実験を兼ねていたとは言え、この都市を再び破壊し、代わりに自分の手で同じ場所に都市を設置する、という暴挙をやってのけました。
と言いつつ、今回の目的は果たしたので、さっさと停戦条約を結ぼうかと思いましたが、ルイは「お前と話す事など何も無い」といって、会談すら受け入れてくれません。仕方が無いので、少し進撃してみる事にしました。もう無茶苦茶です。
その先にあったのは、フランスの首都、 Paris (パリ)。さすがに首都だけあって、相当数のユニットが防衛にあたっています。上手く誘き寄せて兵力を分散出来ないものか、と頑張ってみましたが、ちょっと無理でした。それどころか、下手するとこちらに多大な損害が出てしまいそうな勢いでして。仕方が無いので、時間を置いてルイが会談に応じるのを待ち、停戦条約を結びました。
というわけで、二度目の戦争は完全に失敗です。鉄を押さえたのは結果的に正解でしたが、最初の戦争で適切に対処すれば、わざわざ二度目の戦争を行う必要は無かったのです。
それに、ロシア側から宣戦してしまった事で、眠れる獅子を起こしてしまったのです。
というわけで、戦乱の世は続く。
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