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2005/06/23

Brothers in Armsをコンプリート

難易度 Normalで取り敢えず終わらせました。というわけで、全体的にどんな感じかを簡単に纏めておきます。

まず、当初想像していたよりアクション性の比重が高かったです。ただ、これは自分が主人公を活躍させるような遊び方をしたからかも知れず、自分はあくまでサポート役に徹しても大丈夫な場面は結構多いのかも。

但し、最後の2チャプターだけは、ほぼ完全な FPSとなっています。戦術を駆使して戦うってんじゃなくとにかく撃ちまくれって内容で、しかも主人公の活躍に全てが掛かっているという。ユーザーの評価は賛否両論のようですが、個人的には最後にちょっとあるだけだから、まあいいかって事で。

難易度の面では、山場となるチャプターが幾つかあり、これらは真剣に難しいものの、全体的にはほどほどに難しいという感じでした。あと、前回も書いたけど、Easyと Normalでは結構難しさに差があるような。Hardは、それほど違ってる感じがしないんですけど、まだ数個のチャプターを遊んだだけなので、何とも。


それはさておき、MOD作成キットがぼちぼち一般公開される見通しです。作成キット自体はもう一般公開出来る状態だけど、ゲーム本体を MODに対応させるためのパッチのクオリティチェックがまだ終了していないとかで。情報を見ると相当に色々な事が出来るようで楽しみ。

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2005/06/15

Psychonautsコンプリート+ BiAを少し

Psychonautsをコンプリートいたしました。

セーブファイルに記録されている時間を見たところ、コンプリートまでに約20時間掛かっています。これは、前半の精神世界で全てのアイテムを集めるためにネチネチと探索していたからでもあり、そういった事をやらなければ、5時間くらいは短かくなりそうです。逆に、アイテムを全て集めるのには、もう少し時間が掛かりそう。

このゲームの PC版における最大の難点は、操作系です。つうか、アナログスティックが欲しいです、このゲーム。コンシューマゲームにありがちな、勝手にカメラが動いてしまうタイプのゲームなので、8方向のみの移動だとやり辛い場面があります。あと、ウィンドウズが 3つ以上同時にキーボードのキーを押せない(反応しない)という仕様になっているため、ナナメ移動のためにキーを二つ押したままだと、ジャンプキーが効きません(カメラが自由にならないため、こういう動作が必要になる場面がある)。

中盤くらいまでは、そんなに気にならなかったんですが、終盤あたりでは結構気になる場面が多かったです。

と、このように、細かい傷はわりと色々とあるゲームなんですが、全体的には良く出来たゲームだと言えるんじゃないでしょうか。前に書いたように、このタイプのゲームで遊ぶのが久し振りなため、やや評価が甘くなってるかもしれませんけど。


というわけで、これで思い切り Brothers in Armsに集中出来るようになりましたので、また少しだけ勧めてみました。

以前、デモ版を難易度 Easyで遊んだ時はえらく簡単に感じたので、今回は最初から Normalで遊んでいるのですが、なんか思ったより難しいですね。まだ序盤なのに、既に何度かゲームオーバーを経験しています。

また、前回は「シューティングゲーム風の面白さをあまり味わえない」と書きましたが、序盤は味方が少ないせいか、プレイヤーの射撃能力が戦況を大きく左右する場面も結構ありました。つまり、シューティングも結構楽しめるって事です。感覚が普通の FPSと随分異なってはいますけど。

なお、ドイツ軍の武器の方が命中精度が高いようで、殺したドイツ兵の武器を拾ってやれば、シューティングはやや楽になります。

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2005/06/11

Brothers in Arms : Road to Hill 30

まずは Psychonautsのコンプリートに集中するつもりなので、今のところは「取り敢えずインストールして遊んでみました」という段階なのですが、せっかくだから、忘れない内に紹介しておこうかと。

Brothers in Armsは、第二次世界大戦、その中でも有名なノルマンディー上陸作戦を扱った、「戦術ゲームの要素を持つシューティングゲーム(FPS)」です。戦術ゲームの要素というのは、具体的に言えば「仲間に指示を出し、上手く連携しながら(作戦を考えながら)戦闘を行う」といった感じのものです。書き出すと長くなるので、今回はこの程度にしておきますが、取り敢えず「Brothers in Armsは、部隊の一員として戦うという考え方が重要となるゲーム」という事です。

ストーリーなどの詳細は省略しますが、誤解を避けるために一つだけ書いておくと、主人公達の部隊は浜辺からの上陸をサポートするために投入された空挺部隊(つまり、パラシュートで落下する部隊)の方なので、あの有名な浜辺からの上陸を体験する事はありません。映画「プライベートライアン」を元にして言うなら、上陸シーンではなく、その後のフランスの片田舎を行軍していく過程に似た雰囲気です。

このゲームの特徴、或いは魅力を伝えるのは結構難しいのですが(まだ殆ど遊んでいないからでもありますが)、一言で言うなら「部隊の一員として戦闘に参加している、という感覚をリアルに体験出来るゲーム」といったところでしょうか。

まず、このゲームはしっかりと狙いを定めるのが非常に難しくなるよう設計されています(より正確に言うと、周囲の状況が照準のブレに大きく影響する)し、しっかり狙えば絶対に当たるという様にもなっていません。だから、プレイヤーだけが大活躍をするといった事は出来ず、あくまで部隊の一員として出来る範囲で行動する、というスタイルになっています。とは言え、やはり部隊全体が一丸となって、つまりプレイヤーも積極的に戦闘に参加した方が有利に戦闘を進められるわけでして、この辺りの感覚がなかなか。

いずれにせよ、いわゆるシューティングゲーム風の面白さをあまり味わえないゲームなのは確かで、「面白いシューティングゲーム」を探しているのなら他のゲームを買った方が良いかとは思います。面白くないっていうんじゃなくて、面白さの性質がシューティングファンが求めそうな物とはちょっと違う感じ。

また、「制圧射撃」という概念がしっかり活きているのも面白い特徴です。簡単に説明すると、制圧射撃とは相手にまともな行動を取らせない(遮蔽物の陰に釘付けにするなど)事を目的とする攻撃です。つまり、敵に制圧射撃を行って命中率や攻撃の頻度を下げつつ別チームで一斉射撃を行う、というパターンがこのゲームの基本セオリーとなっているわけで、ゲーム性という点では戦術要素が骨格になっている、と言っても良いかと。

このように、かなりリアル寄りで多くの要素を含んだゲームではあるのですが、操作系などはかなりシンプルで、むしろ遊び易い部類に入るのではないかと。誤解を恐れずに言えば、本格派志向の作りではありません。そのわりには、雰囲気や感覚は上手く再現出来ているように思います。まあ、不安材料が無いわけじゃないんですけど。

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2005/06/10

Psychonauts

ここ数日は、Psychonauts(サイコノーツ)というゲームをザクザク進めております。このタイプのゲームを遊ぶのが久し振りだからというのもありますが、かなり面白いっす。

Psychonautsは、簡単に言えばマリオ64とゼルダの伝説を混ぜたようなゲームです。アクション部分はマリオに似ているのですが、謎を解かなければ先に進めない点や、ゲームを進めていくとアクションが増えていくあたりがゼルダっぽい。ボス戦は、こう言っちゃなんですが、まんまゼルダと言っても良いでしょう。

海外産のアクションゲームと聞くと、作りが粗いとか、難易度が異常に高いというのを想像しちゃう人が未だに多いかもしれませんが、取り敢えずこのゲームに関しては安心してお勧め出来ます。作りが丁寧だし、難易度も程良い感じで。但し、謎解きは自力で解決しようと思うと苦労するかもしれません(註:ちゃんとヒントが聞けるようになっているので安心)。かなり捻ったトリックが使われていたりします。海外産アドベンチャーゲームのファンなら大喜び。

また、ゲーム進行とは直接関係しませんが、マップ内に点在するアイテムを集める事で主人公の能力がアップする(新たなアクションが行えるようになったりもする)という要素もあります。で、大方の人が想像する通り、これらを全て集めるのは至難の技でして。始めから見えていても、新アクションを入手してからで無いと取れない、なんてのもありますし。こういう長時間遊ばせる要素に関しても「抜かりなく」って感じです。


ちなみに、タイトルの「サイコノーツ」というのは、他人の精神世界に入り込む能力を持ち、なおかつ正式なライセンスを持つ超能力者の事です。主人公はこのサイコノーツになる事を夢見る少年で、ある事件に巻き込まれた事によって、何人もの人物(人間でない事もありますが)の中を冒険して回る事になります。つまり、ゲームの殆んどは、誰かの精神世界の内部で展開するわけでして、この点がちょっと変わったゲームだと言えます。

て言うか、変過ぎです。はっちゃけ過ぎです。これって、「精神世界は、現実世界の理屈が通用しないから変」とかじゃないです、絶対。だって、現実世界も変ですから。あからさまに確信犯的なシュールやブラックユーモアのオンパレード。勿論、登場するキャラクターもちょっとアレと言うか境界線上っぽい人々が多くて、そういう人達の精神世界に飛び込むんだから、そりゃああなるわな、ってなもんです。

他にも、例えばですね、主人公が使える超能力に対象を発火させるってのがあり、普通は謎解きとか戦闘に使うわけですが、当然のように小動物とか人間に対しても使えまして。小動物を焼くと、体力回復アイテム(てか丸焼き)になります。何と言いますかまあ、そういうゲームです。

というわけで、相当に変な部分もありますが(その所為で、最初の発売元であるマイクロソフトから契約を切られた)、ゲーム自体は至極真っ当な出来で、広くお勧め出来ます。たぶん。

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2005/06/05

The Elder Scrolls IV : Oblivion

遂に。

あの Morrowindの続編、The Elder Scrolls IV : Oblivionの発売時期が発表されたそうです。発売は 2005年冬。延期される可能性が無いわけではありませんが、思ったより早く遊べるようになりそうです。

問題は、環境ですよね。一体、どれだけのマシンパワーが必要とされるのか。

公式サイトにて、プロモーション用ムービーが公開されています。このゲームの場合、ムービーを見たからって内容が想像出来るわけでもないんですが、まあそれはそれとして。

皇帝によるナレーションの中に、「These are the closing days of 3rd Era」という台詞が含まれているのが、気に掛かるところです。

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2005/06/03

Silent Storm 補足

ちょっとだけ Silent Stormを遊んでみたので、報告を。

自由に行動を組み合わせられる AP(アクションポイント)制、インタラプトの概念など、戦闘システムはやはり Jagged Allianceにそっくり。但し、向きや姿勢の変更には APを消費しない(筈)など、より遊び易く簡略化されている部分も。攻撃時に命中率が表示されるという点でも、Jagged Allianceより遊び易くなっています。

また、建物や各種オブジェクトの破壊という要素に関しては、明らかにパワーアップしております。普通のマシンガンでも、流れ弾で部屋の中にある棚とかが破壊されたりしました。

あと、全体的なゲームの進行という部分では、意外と RPG寄りの作りになっているみたいです。基地でパーティを組んで、ランダムエンカウントの敵を蹴散らし、キャラクターを成長させつつ任務を遂行していく、みたいな。まあ、この辺はまだハッキリとしませんけど。

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Silent Storm

何だか久し振りの更新になってしまいました。

「ゲームで遊んでなかったの?」って言われると、遊んだり遊んでなかったり、という感じでしたね、実際。

まあ、それはそれとして。前から気になっていた「Silent Storm」というゲームの、拡張パックをセットにした物を購入してみました。このゲーム、米国ではオンラインショップからも姿を消しつつあるようで、そろそろ買っておかないとマズイかしら? って事で確保しておきました。ちなみに、自分は日本の Ensof Limitedさんで買いました。まだ在庫が残っているようです。

...て言うか、良く考えたら日本語版があったヨ。普通の人は、こっちを買えば良いですね。強いて言うなら、拡張パックが日本語化されてないのがネックかしら?(調べてみたら、発売予定はあるみたいです)

ジャンルは、「ストラテジー + RPG」。X-COM(実は遊んだ事が無い)とか、Jagged Alliance とかの流れにあるジャンルですね。制作したのはロシアの会社なんですが、このジャンルって、ロシアで大人気なんですかねぇ? 幾つものロシアの会社で、似たようなゲームが量産されてるみたいなんですが。そう言えば、Jagged Alliance の新作もロシアの会社でしたね。

ま、cedegaでの起動実験を行ってみた程度の段階なので、ゲーム内容については殆んど書ける事がありません。取り敢えず、普段はリアルタイムで移動、戦闘になるとターン制というシステムは、まんま Jagged Allianceです。ただ、こちらは第二次世界大戦が舞台となっており、連合軍、枢軸軍の両方に独立したキャンペーンが用意されています。また、マップが完全に 3D化されているので、より複雑な作戦行動を楽しめそうです。今書けるのは、本当にこの程度っすね。

制作したのは、ロシアの Nival Interactive社。この名前自体には馴染みが無いかもしれませんが、この会社が制作した Etherlords(イーサーロード)シリーズは、名前だけならご存知の方が多いかもしれません。他にも、Blitzkrieg(ブリッツクリーグ)というゲームがコアなミリタリー系 RTSファンには知られているらしいです。なお、Heroes of Might and Magic V を開発しているのも、ここ。


ところで、自分で試してみた限りでは、cedegaを利用して Linuxでも問題なく遊べるみたいです。ただ、うちはグラフィックカードが Radeonなので、ちょっと問題が。大真面目な話、Linuxでゲームを遊ぶつもりなら、現状では nVidia製カード以外の選択肢は有り得ないですね。何故かと言うと、ATIのドライバが、まだ 24bitの色深度にしか対応していないから。32ビットモード専用のゲームは起動すらしないし、16ビットのゲームは、起動はしても動作が重くなったりします。

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