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2005/02/08

Bad Mojo と www.cdaccess.com

遂に買っちゃった。

このゲームは、ゴキブリが主人公(正確に言うと、何らかの魔法でゴキブリにされてしまった男が主人公)のアドベンチャーゲームを特典を追加して再販したもの。元は 1996年に発売されており、「カルトな名作」として非常に高い評価を得ています。ちなみに、この再販された物も、PC Gamer誌で「Adventure Game of the Year 2004」に選ばれていました。

まー、それはさておき。主人公はゴキブリなので、せいぜいカサカサと這いずりまわる事しか出来ないんですが、ちょっとした物なら押す事も出来ますし、幾つかの装置を作動させたりする事も出来ます。というわけで、パズルを解きながらどんどん進んで行きましょう、というゲームです。また、移動画面はプリレンダーされた CG、イベントシーンが動画再生を利用しており、その点では「いかにも当時流行したアドベンチャーゲームのスタイル」という感じではあります。

装置を作動させたりするのは、その場所に行けば自動的に行えるようになっており、プレイヤーは「上手く移動させる事」だけを考えれば良いという、非常にシンプルな作りです。移動は、有名なアローン イン ザ ダーク等と同じく、前進と後退、左右で旋回というスタイルになっているので、慣れるのに少し時間が掛かるでしょうが、一旦慣れてしまえば、かなり本物っぽく移動させる事が出来るようになります。

とまあ、実はまだ少ししか遊んでいないので、本編の感想はこれくらいで。

この再販バージョンで気になるのは、プログラム面での「古臭さ」です。まず、ゲームが起動しても解像度が変わらないので、あらかじめデスクトップの解像度を変更しておかなければなりません。また、セーブやロードの時にはコモンダイアログが登場します。つまり、プログラムには殆んど変更がなされていない....ようなのです。コモンダイアログは別に良いとしても、解像度はソフト側できちんと対応して欲しかったところです。

ちなみに、Windows XPなどの最新 OSへ正式に対応させるなど、最低限のフォローは成されているので、「古いゲームだから」と割り切れば大丈夫、なのかも...? とまれ、マックと両対応で、2時間以上に及ぶメイキング、ヒント等を収録した DVDが付属していて、リテール価格が $19.95なので、興味があるのなら、是非とも試して頂きたいです。

あー、忘れていましたが、本編、DVDともに字幕は一切付いていないので、リスニング能力か気合が無いと厳しいです。

(未確認情報:PC Gamerのレビューには、現在スタッフが再集結して Bad Mojo 2を製作中、みたいな事が書いてありましたが....?)

cdaccess.com

ついでに、自分がこのゲームを購入した、個性的なオンラインショップも紹介しておきましょう。

CDAccess.com

このショップは基本的に最新作、特にメジャーな物は殆んど扱っておらず、その代わりにマイナーなもの、或いは廉価版、何らかの理由で安く提供出来るパッケージが豊富に揃っております。また、パッケージが大量に出回ったものなら、かなり古いゲームでも在庫が置いてあったり、CD-ROMであれば DOS(のみに対応)のゲームも扱っているなど、何と言いますかまあ、大助かりな店です。特に、eBayなどのネットオークションに頼りたくない場合は。

注意点は、リテールボックス入りのパッケージが含まれる場合、強制的に発送手段が FedExのみとなり、送料がちょっと高くつく事でしょうか。あと、「with Manual」と表記されているものは、「箱は無いけど、マニュアルは一式揃っていますよー」という意味です。あ、ひょっとしたらマニュアルが全部は揃っていない事があるかも知れないので、きちんと確認しておいて下さい。(どうでも良い事ですが、チャック付きのビニール袋に入って送られてくる)

というわけで、一緒に DOS版の初代 Civilizationと、Colonizationも購入しておきました。現在、Linuxの DosBox上で Civilizationを堪能しております。

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