Wizardry : Bane of the Cosmic Forgeのレビュー
何だかえらく時間が掛かってしまいましたが、ようやく Wizardry BCFのレビューを書き上げました。
本当は自分の本体サイトにアップしたいんですが、今のところは Wikiページに上げておきます。
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ようやく、という感じではありますが。Wizardry : Bane of the Cosmic Forgeをようやくコンプリートしたのであります。これで堂々と Crusaders of the Dark Savantに挑戦出来るね。でもその前に Vampire : The Masqueradeですか。ま、その話は置いといて。
詳しくは、現在書いている途中のレビューで語るとして。正直に言えば、やはり終盤、特に最終エリアは戦闘の難易度が高すぎるんじゃないか、と思いました。ナントカ Sylphという敵が凶悪で、ばんばん魔法を使ってくる上に、非常に素早いのでまず間違いなく先手を取られます。その上、大量に出現してくれます。こいつ、レベル上げとか戦術で上手く対処出来るのかなぁ? 上手い方法ってのが、ちょっと想像出来ないんですが。こいつ以外は、きちんとレベルを上げて、Magic Screenを唱えておくなど下準備がしっかりしていれば、運に頼る事なく勝ち抜いていけそうなんですが。
その辺も含めて、もちっと遊んでみたい気はするんですが、取り敢えずは封印。今回は感想もこれくらいで。
んで、以下は完全にオマケと言うか、自分以外にはあまり意味が無さそうな情報。
自分は Linux上で dosboxなる dosのエミュレータを利用して BCFを遊んでいたのですが、ちょっと工夫して、コンソール上から「playbane」コマンドを打ち込めばフルスクリーンで BCFが起動するようにしております。まるで Linuxネイティヴのアプリケーションであるかのように(笑)。で、その方法の紹介。小ネタですけどね。
まず最初に、BCF専用の dosbox設定ファイルを作ります。これは、普段利用している設定ファイルをコピーして、BCF向けに設定を書換えれば良いです。重要なのは、BCFが自動的に起動するよう、設定ファイルの [autoexec]以下にコマンドを書いておく事です。具体的には、BCFがインストールされているディレクトリ(或いはその親ディレクトリあたり)を仮想的な dosのドライブとしてマウントし、(親ディレクトリをマウントしたのなら、BCFのディレクトリに移動してから)playbaneコマンドを実行してもらいます。
あとは、コンソールから playbaneコマンドを入力した時に、「この設定ファイルを読み込んで dosboxを起動する」ようにすればオッケーです。これには、いわゆるバッチファイルのような物を playbaneという名前で作成する、という方法もあるのですが、この程度なら aliasで充分。以下の行を、シェルの設定ファイルにこっそり埋め込んでおきましょう。
tcshの場合:alias playbane bosbox -conf ~/dos/playbane.conf
bashの場合:alias playbane="dosbox -conf ~/dos/playbane.conf"
当然ながら、設定ファイルの名前とパスは、各自の環境に合わせて変える必要があります。とまれ、これで出来上がりー。他にもそれなりに応用が効くので、後は好みでどうとでも。
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まず最初に。遅ればせながら、ようやく Morrowindのメインクエストをコンプリートいたしました。つうか遅すぎ?
正直に言うと、「ようやく肩の荷が降りた」という感じでして。キャラクターメイキングにちょっと失敗しちゃったんですよね。それでも頑張ってメインクエストだけは、このキャラでコンプリートするぜぇぇという意気込みが空回りしちゃったかしら?
そんな愚痴はともかく、新しいキャラクターを作って、全然違う人生を堪能してみるつもりです。と言いつつ、メインクエストを終わってみると、もう少しこのキャラと付き合ってみたくなったりしてたりもして。
が、その前に。取り敢えずはタイトルに挙げた Vampire:The Masquerade --Bloodlines--を頑張って最後まで遊ぶぜー、という感じであります。まだ 3時間ほど遊んだくらいなので何とも言えませんが、ヴァンパイアになりきって、現代のアメリカで人間に紛れ込んでコッソリと活躍する、という点に興味を惹かれたのなら、かなり楽しめるゲームかと思います。
というわけで、ファーストインプレッションなど。
以前紹介した時にも書きましたが、このゲームは「Vampire:The Masquerade」というテーブルトークRPG(海外では、pen-and-paper RPGと呼ぶらしい)のルールと設定を元に作られています。実は、数年前にもこの RPGを元にしたコンピュータゲームが発売されているのですが、こちらについては詳しくは知りません。
このゲームでまず重要なのは、周囲の人間にヴァンパイアの存在を悟られないように行動しなければならない、という事です。例えば、人間から血を吸っているところを他の人間に見られたら警察などに追い掛け回される羽目になりますし、度を越してヴァンパイア的な行動を晒してしまうとゲームオーバーになります。
また、ヴァンパイアは人間より遥かに強い「獣性」をその内に秘めているため、きちんと自己管理しないと大変な事になる、というのも面白いポイントです。このゲームには Humanity(人間らしさ)というパラメータがあり、罪の無い人間を殺す(血を吸い尽してしまう、など)などすると下がり、逆に人助けをすると上がります。
まず、これがゼロになると完全なケダモノと化してしまってゲームオーバーです。ゼロにならなくとも、Humanityが低い状態では強い刺激を受けた(戦闘でダメージを受けたとか)時に、一時的にではありますが、完全にコントロールを失った状態になってしまいます。あと、空腹の状態(つまり、体内に溜めている血の量が少ない状態)にも、この状態に陥る可能性があるようです。
と言うわけで、まずは「ヴァンパイアになりきって遊べる」という点でなかなかに面白い感触がある、というのがこのゲームの売りです。では、コンピュータRPGとしてはどうなのか?
まず、このゲームはメインストーリーに沿ったクエストをこなしつつ、好みに応じてサブクエストで遊ぶという、昔ながらの文法で作られています。ちょっと遊んでみた感じでは、サブクエストもちゃんと興味を惹かれるようなものに仕上がっているようで、純粋にストーリーを自分の手で進めていく、という点を楽しめるのなら問題は無いでしょう。
また、このゲームは鍵のピッキング、コンピュータのパスワードのクラックなど、プレイヤーの取れる行動の幅が結構広いです。当然、これらの行為の成否はキャラクターの能力値で決まるわけでして、時には同じ目的を達成するのにも、キャラクターによって違う対策を考えなければならない、という事もあるようです。この点ではそこそこの自由度があると言って良いみたいで、取り敢えずそれほどには窮屈なゲームでは無さそうです。
あと、面白いのが会話モードですね。基本的には、画面上に表示された選択肢から好みのものを選ぶ、というスタイルなのですが、会話に関する能力値が高いと選択肢が増える、というのがユニーク。この「会話に関する能力値」は幾つかあり、それぞれが別の目的のための選択肢を増やします。つまり、「会話が上手いキャラ」の範疇でも、それなりに個性の幅を持たせられるわけです。
そんなわけで、ゲーム進行の基礎を「クエスト達成」に集約しつつも、その中で色々と遊べるような工夫がされているようで(まあ、まだ序盤なので、どれくらい上手く機能しているのかはハッキリとしませんが)、ストーリーを進めていく面白さについては、今のところ不安要素はありません。
その反面、どうもクエスト以外にはさほど遊べそうな部分が無いようで、例えば街中を歩いている人間は結構いるのですが、実際に会話出来るのはその一部のみです。このため、上手く相手を路地裏に誘い込んで血を吸う、といった事が可能な人間も限られているわけでして、正直に言うと、この点はちょっとイマイチ。でもまあ、Morrowindのような方向性を期待しなければ、十分に面白いゲームではあるようです。
それはさておき、プログラムの完成度については、色々と問題を抱えているようなー。取り敢えず、現在公開されているパッチを導入して始めて「まともに動く」と呼べるレベルになります。発売直後に購入した人は、結構辛い思いをしたんじゃないでしょうか。何だかなー。
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前回の続き。今回は MMORPG、The Matrix Onlineの紹介。一応書いておくと、MMORPGというのは大人数で遊ぶオンラインRPGで、大量のプレイヤーが同じ世界(サーバー)に接続し、共同で一つの目的を達成したり、同じイベントや世界の変化を共有する、というスタイルのゲームです。
てか、実は MMORPGはちょっと苦手なので、このゲームに実際に手を出すかどうかは分かりません。
つい最近まで全っ然期待していなかったタイトルなんですが、Computer Gaming Worldという雑誌の記事を読んだ感じでは、自分の予想(恐らく、殆どの人が同じように予想していたのでは?)とは全く違うゲームであり、ひょっとしたら面白いゲームなのかもしれません。
一応基本的な仕様から書いておくと、このゲームは Matrix世界を舞台とした MMORPGで、舞台となるのは Matrixの内部のみで、「現実世界」は登場しません。プレイヤーの働き次第で細かい部分が変化するものの、全体的には製作者が意図した通りのストーリーが進行する、というスタイルになっているようです。ちなみに、プレイヤーは「バッテリー」の状態から解放され、自分の意志で Matrixにジャックイン出来る人間で、3つの勢力(後述)の上層部から依頼されるクエストをこなしながらストーリーを進めていくという感じのゲームだそうです。
実のところ、自分がこのゲームで一番気になっているのは、そのストーリーの部分です。他はさほど魅力的でない、と言うより特に特徴と言えるほどのものではないような(派手なドンパチとか飛んだり跳ねたりには興味がないんで)。
まず重要なのは、このゲームが映画三部作の「正統な」続編である事です。と言うか、The Matrix Revolutionsで現実世界における人間と機械の戦争が終結した(「一応の和平条約が結ばれた」と言うのが妥当か)後の Matrix世界が舞台である、というのがポイント。勿論、「戦争状態でなくなった」というだけで、機械と人間の対立が無くなったわけではありませんが、少なくとも機械が一方的に人間を支配する、という状況ではなくなっています。まあつまり、現実世界を含む世界全体の支配権を巡る争いが、「一から出直し」になった状態なわけです。また、メロヴィンジアン(ボインちゃんを囲っている、フランス訛りのスケベ親父)率いる「人格プログラム」達もまた、これを機に Matrixでの支配権を得ようと行動を開始しています。
そして、ここもまた大きなポイントなのですが、プレイヤーは Zion(人間の解放軍)だけでなく、機械やメロヴィンジアンの勢力下に就く事も出来ます。「それって、人間の行動として矛盾してるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、開発者の弁によると「どの勢力のために働くのが結果的に正解なのかは分からないようにしている」との事。言い換えると、Zionも含め、誰を信用して良いのかハッキリしないような状況をきちんと用意している、という事ですね。
これがどれだけ上手く機能するのかまでは、ちょっと予想出来ません。ゲーム全体を見ても、「これは絶対に面白い筈」とはちょっと言い切れません(正直に言うと、不安材料の方が多い)。しかしまあ、面白くなる可能性は秘めているんじゃないでしょうか。
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開けましておめでとうございます。って、個人的には「あー、そう言えば年が変わったんだっけ」という印象でしかありませんが、それはさておき。
取り敢えず、最新のCRPGの中で特に気になっているものを二回に分けて紹介する、という感じで軽めに。
CRPGのマニアなら知ってるでしょうね。Wizardry #5-7 (Crusaders of the Dark Savantの方。「ガーディアの宝珠」ではナイ)を手掛けた David W. Bradley氏による最新作。今回はアクションRPGだそうで。
情報が少なく、ゲームの全体像が今一つ見えていないんですが、戦闘を中心に据えつつも、RPG的な面白さを上手く散りばめたゲームに仕上がってるんじゃないかな、と。斬新なゲームではなく、スタンダードなRPGなのは間違いない、と思うんですが。
あと、発売日がまだハッキリしないのが気になる点。
Typhoon Games社による公式サイト(日本語も有り)
Typhoon Games社は、アジア圏全般での Dungeon Lordsの販売権を獲得した、香港の会社。て言うか、EU2アジア チャプターズを制作した会社です。日本語版もここでサポートするって事かしら?頑張ってるなあ。
既に発売されているのに、日本では全然話題に上っていない....気がするCRPG。自分は既に購入を決定しており、もうすぐ注文します。たぶん。
これは、「Vampire the Masquerade」というテーブルトークRPGをコンピュータゲーム化したもので、戦闘がFPSスタイルになっているのが大きな特徴。と言っても、全体的にはやはり「リアルタイムRPG」と言えるような作りらしく、ガンガン敵を倒していくだけでなく、巧みな話術など、キャラクターの能力を上手く活かしながら目的を達成していくゲームなのだそうで。個人的には、感覚的にあの Morrowindに似ているのではないか?と期待しています。ま、あれよりはライトな作りなんでしょうけど。
ゲームの舞台は「現代のロサンゼルスに良く似た異世界」で、吸血鬼が人間にひっそりと紛れ込む形で生息し、勢力争いを行っている、という設定。主人公も勿論吸血鬼で、「血を吸わなければ生きていけないが、あまり残酷な行為を繰り返すと野獣のようになってしまう」という要素がきちんとゲームシステムとして組み込まれているそうです。
また、このゲームは Half-Life2の Sourceエンジンを利用して作られているのが大きな話題になっています。少なくとも個人的には、顔面アニメーションエンジン(凄い表現)がCRPGでどう機能するのか、という部分が大変に気になっております。Half-Life2で遊んでいた時から、「これ、NPCとのコミュニケーションが重要となるRPGに搭載した時にこそ、真価を発揮するのでは?」と感じておりましたので。
ちなみに、開発元の Troika Games社は Falloutというゲームを作成したメンバーが創った会社だそうな。
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