Europa Universalis IIその2 + 昨日の出来事
まずは、前回の話にきちんとケリを付けておきましょう。
Europa Universalis IIの話の続き
このゲーム、実際に遊んだ人の話を聞くと「宗教戦争ゲーム」と呼ばれている事が多いです。ちょっとルールを齧ってみた感じでは、宗教戦争だけでなく、当時の宗教の情勢がゲームシステムとしてきちんと組込まれている感じです。
例えば、現実に仲の悪い宗教(を国教とする国)同士では戦争が起き易くなっているとか、異端、異教の地方を植民地化、或いは自国の領土とすると反乱が起き易い、かと言って改宗させるのはわりと難しい、など。また、自国の他の宗教に対する寛容度を初期の状態から変化させる事は出来るのですが、かなり時間が掛かる、などなど。
上手く説明するのは難しいんですが、宗教間の対立ネタが好きな人には楽しめるゲームかも。
また、このゲームは日本語版も発売されていますが、これは香港の会社がデータを改造したバージョンで、オリジナル版の日本語版は存在しません。この改造版は「アジア チャプターズ」という名前が付けられており、オリジナル版ではやや扱いがいい加減だったアジア地域のデータを改良、この辺りの地域で発生する歴史イベントの追加、ついでにシナリオの追加も成されております。
「じゃあ、別にオリジナルの日本語版が無くても良いじゃん?」と思われるでしょうが、パッチが問題なのですね。このゲームはパッチによるアップデートで少しずつ(時には大きく)ルールの改良、AIの強化、バランスの再調整がなされているのですが、アジア チャプターズはバージョンが少し古め。この辺りを気にしないなら、日本語版を購入するのも悪く無いとは思います。
というわけで、リンクを。
はい、と言うわけで Europa Universalis IIの話は終わり。
The Incredibles
...という映画を見てきました。Mr.インクレディブルとも言うよね。Pixer社の最新作。
つうか、素直にとても面白かったです。「ちょっと捻ったスーパーヒーロー物」という趣きの作品ですが、あまり色々と考えず、良く出来たエンターテイメント映画だと思っていただければ。これだけストレートな題材で、これだけ面白い話が作れるというのは、非常に心強い事です。
奥さんが大活躍でしたね。邦題を「インクレディブル夫人」にしてあげたい。ちょっとバーバパパを思い出しました。
そう言えば、damned氏から「The Simpsonsにちょっと似てるヨ!」という話を聞いていたんですが、確かにあの作品っぽい、ちょっとブラックで変なユーモアがあちこちに。好き。
ま、取り敢えず「家族全員で楽しめる」とか、「感動しました」という言葉に惑わされちゃダメよ、という事で。感動はしなかったけど面白かったんですよ!
おっと。CGの技術にも相当に驚かされました。これだけを目当てに見にいくのもアリかと。
Sin City
The Incrediblesを見た帰りに、梅田のジュンク堂書店にて、Sin Cityなるグラフィックノベル(註:自分も詳しくは無いんですが、どうも海外では大人向けのコミックをこう呼んでいる様子)を購入してみました。ぼちぼち海外のコミック作品にも手を出してみるかー、という事ですよ。でも、国内で買うとバカ高いなぁ。次からは素直に Amazon.comあたりで買う事にしようっと。
著者は Frank Miller氏。コントラストの強烈な絵柄がカックイー。まだ読んでないので、感想はこれくらいね。
ちなみに、Amazon.comで最初の方を読む事が出来ますよ。表紙のイラストのところにマウスカーソルを持っていくか、そこをクリックすると読めます。
余談ですが、自分が突然海外のコミックに手を出してみたいと思った直接の原因は、Bad Mojoというグラフィックノベルだったりします。本当は、これが置いてあったら最高だったんだけどな。ちなみに、最近リメイクされて個人的に相当気になっている、同名の PCゲーム(主人公がゴキブリのアクションアドベンチャー)と名前が同じだから目が留まったんですが、実際には全く関係がありません。まあ、それはそれとして面白そう。
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