Half-Life 2
届いちゃったよ。届いちゃったのよ。というわけで、Half-Life 2のパッケージ版、Collector's Editionが遂に到着いたしましたぁぁぁ!!!! この日をどれだけ待ち望んだ事か。具体的には、E3 2003のムービーを見てからだから、一年半くらい? どうでも良いですよね、今となっては。
それはともかく、少しプレイしてみたので、ファーストインプレッションなどを。レビューではなく、素直な感想文なのであります。あと、このゲームは販売形態や遊ぶための方法が(現時点としては)やや特殊なので、そのへんも書いておこうかと思ったんですが、長くなりそうなのでまた今度ね。
ゲームの感想
現時点では、Chapter 6が始まったところ。Gravity Gunが入手出来て、何だか一気に面白くなりそうな予感がしている感じです。
とにかくメタクソ面白ぇ! って感想になってないよ。真面目に書くと、まずは純粋にシューティングゲームとして見ても一級品。後述しますが、これ、とても重要。状況に応じて武器を使い分けたり、マップ構成や辺りに落ちてるオブジェクトを上手く利用して有利な状況を作ったりといった作戦行動が、とっっても面白いんです。マップ構成や敵の配置の作り込みも凄まじい。あと、敵がちゃんと考えて行動する(しかも頭が良い)ので、ちゃんと敵の動きを見て対策を考えないと駄目なのが良いですよね。
んで、個人的に前半の白眉だと思うのが、強力なマシンガンを浴びせてくる戦闘ヘリに追い掛け回されるシーン。こっちには強力な装甲を持つヘリにダメージを与えられるような武器が無いので、それはもう、ひたすら逃げまくるしか無いわけです。その場所に設置された、弾丸を通さないコンテナを壁にして逃げるんですが、このヘリも決められたルートを巡回しているわけではなく、こちらの位置や周りの状況をきちんと把握した上で襲って来ます。例えば、屋根の下に逃げ込んでも、高度を下げて壁の開いている部分から狙って来ます。これは褒め言葉ですが、すげぇヤな感じでした。
そして、このゲームは高度な物理エンジン(物理演算シミュレーションプログラム)が導入されており、オブジェクトが物理的にほぼ正確な挙動を行う事もまた、大きな特徴の一つ。これによって、Half-Life2の世界では、恐らくはデザイナーが予想もしなかったであろう事も含め、実に多彩な状況が生じるようになっています。前述したように、このゲームは周囲の状況を積極的に利用して進めていくゲーム性となっているため、物理エンジンの導入によって、とてつもなく多彩な戦術が組み立てられるようになりました。これが、発売前から「Half-Life2は革新的なゲームに違いない」と大騒ぎされた理由です。
しかし、このゲームが本当に凄いのは、そういった革新的なアイディアにおんぶだっこでは無い、という点です。まず、ゲームの基礎となる部分がかっちりと作り込まれており、その上に革新的なアイディアを乗せ、更に革新的な部分についても、徹底的に作り込まれている。だからこう、物理エンジンならではの部分を積極的に楽しまないと面白くないとか、そんなゲームじゃないんです。
まあ確かに、ある意味では「ゲーム」の概念そのものを完全に変えてしまうとか、そういう方向性のゲームでは無いと言う事は出来るでしょう。しかし、Half-Life2は明らかに次世代のゲームです。ベースはスタンダードであるにも関わらず、これまでのゲームとは全く異質な世界がここにあります。だから、言い過ぎだと思われようが、書いちゃうよ。
Half-Life2は、ゲーム好きを自認するなら絶対に今遊んでおくべきゲームだ。
おっと、そうそう。実は Half-Life2は、ストーリーやストーリー演出の面でも、全てのコンピュータゲームの中で最高級品です。何つーか、日本の「ストーリー重視RPG」の立場がありませんなぁ。どうするよ?(どうもしないんだろうけど)
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