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2004/06/03

Jagged Alliance 2 : Unfinished Business

というわけで、ようやく JA2:UBに慣れてまいりました。すんげぇぇぇ面白ぇぇぇぇ!!!何だ、これは? ってなくらいに、作り込みの凄いゲームなのですよ、奥さんとそれ以外の人!

例えば、全ての銃器には攻撃力が設定されていますが、実際には距離によって与えるダメージが変わってくるわけです。ですから、強力なマシンガンを持たせて、上手く敵のそばまで忍び寄って、連射で瞬殺とかも出来るわけですよ、運が良ければ!

あと、このゲームには「Interrupt」という概念があって、簡単に言うと俗に言う「行動ポイント」を残しておけば、相手ターンの時に相手の行動に割り込んで反撃などが行えるわけですが、逆に言うと、瞬殺を狙って下手に相手に近づくのは危険なわけです。しかし、ダミーの攻撃を仕掛けて相手の行動ポイントを消費させてから一気に攻めるとか、そういう事も出来るわけですよ。

そんなわけで、このゲームは戦術の幅が相当に広いし、故に奥の深さも相当なものなのですよ。「日本産ゲームには、クオリティの面で安心感がある」とか、そんな悠長な事を言っている場合じゃないのです。

あと、至近距離から相手の頭部を狙うと、時折バーンと頭部が破裂して死んでくれます。そして、死体は別のエリアに移動した後も放置されるので、久し振りに以前戦闘を行ったエリアに行くと、腐乱が進んでいたり、カラスが食事をとっているのを目撃出来たりします。このように演出面もバッチリなので、日本のプレイヤーの皆さんにも安心してお勧め出来ます(皮肉)。いや、皮肉を抜きにしても、演出面でもきちんと楽しませてくれるのは、素直に嬉しい事ですが。

というわけで、「どこかに面白い歩兵戦主体の戦術ゲームが無いかなー」という方には、現時点の自分としては Jagged Allianceシリーズをお勧めしておきます。いやまあ、どうしてもノルマンディーに上陸出来なきゃ嫌だとか、「西部戦線異常無し」と本部に報告したいって人には向きませんが。

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コメント

なんでこんなに面白いのに日本語化されなかったのか、スゲー疑問っす。

そうか!
面白すぎるから日本語化されなかったのか!

Arulcoって微妙に中南米っぽいんですよね。
Elliot大好き。

投稿: damned | 2004/06/04 07:13

最初からUnfinished Businessを遊んでもついていけるなんてゲンゴロウさんは凄いですな。僕は無印JA2の部隊をコンバートしてようやくなんとか遊べてます。ただの追加シナリオではなく細かいとことを凄く修正しているのが流石Sir-techって感じがします。

投稿: damned | 2004/06/05 21:52

ええとですね。まだ序盤なんですけど、何度やり直したか思い出せないです。

UBは、ロクな武器を持っていない開始直後が相当に厳しいですよね。まともに身を隠せる場所が無い状態で闘う必要がありますし。ただ、敵から幾つか武器を調達出来れば、簡単になるとは言いませんが、それなりに楽にはなるんじゃないかと。まだ序盤なので、これ以降がどんな感じかは何とも言えませんが。

自分が「開始直後」を乗り切れたのは、運が良かっただけかもしれません。

そうそう、たまたま敵に夜襲を掛けられて気付いたのですが、序盤の野戦では、夜間戦闘の方が意外と楽かもしれません。リスクの高さを含めても。視野が狭い分、一度に多くの敵と闘う状況にはなりにくいとか、反撃を開始される前に結構接近出来るので、命中率が高い状態に持っていける、とか。

絶対に有利とまでは言えませんが(言い切るにはデータが足りませんし)、色々と試してみると面白いかも、ね。

投稿: gengorou | 2004/06/06 08:59

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