Wizardry CDS on dosbox
遂に、Wizardry GoldではないWiz7こと「Crusaders of the Dark Savant」(以下 CDSと表記)を入手しましたよ! 今回入手したのは、ちゃんとした紙製パッケージ+マニュアル群に CD-ROM版が同梱されているという、レアと言うか何と言うか、とかく変な構成のパッケージでした。パッケージには、「5インチ版」と書かれていましたよ。
(註:あくまで自分の知る限りですが、確かCDSのCD-ROM版は、普通のCDケース入り+オンラインマニュアルのみの、俗に言う「廉価版」みたいなのしか存在しなかった筈。ただ、Sir-Techではメディアの交換に応じていたみたいなので、多分元々の所持者がフロッピーから交換したんでしょう)
レアと言えば、自分が入手したWiz6こと「Bane of the Cosmic Forge」も、マウスに未対応でタイトル画面が違う(おまけに、ネット上に出回っているパッチが使えない)、レアと言えばレアな初期ロットだったようで。縁があると言っていいのかどうか。
ま、それは置いといて。dosboxでCDSを遊ぶには、ちょっとした工夫が必要なので、今回はその辺りのご紹介です。実際には、damned氏が書かれた文章に、ちょっと補足を追加しただけなんですが。
日本語キーボードで、バックスラッシュが入力出来ない
普通にCDSを遊ぶ分には、恐らく困る事が無いんじゃないか、とも思いますが。とまれ、少なくともウィンドウズ版のdosboxは英語(101キー)キーボードしか想定していないんで、日本語キーボードだとキーに刻印されている文字と実際に入力される文字が異なっていたり、一部の文字が入力出来なかったりします。
と言いたいところですが、実はLinux版では、普通に日本語キーボードが使えます。正確には、Xのキーマップの設定がdosboxにも例外なく適用されている、という事なんでしょうけど、要するに他のX用アプリと同じようにキー入力が出来るわけです。通常は、インストールした時点でキーマップの設定も正常に行われている筈なので、特に設定をいじる必要はありません。これは多分、X Window Systemとウィンドウズの、キーボード関係の仕様の違いが原因なのでしょう。
残念ながら、ウィンドウズ版でこの症状を改善する方法は(恐らく)ありません。damned氏が書いているように、キーボードを買い換えるしか無いんじゃないかと。
効果音が出ない
CDSでは、音楽、効果音それぞれに、利用する音源を設定出来ます。しかし、効果音は PC Speaker(PCに内蔵されていたスピーカー)に設定しないと、まともに鳴りません。正確に言うと、一応効果音は出るのですが、あくまで「オマケ」みたいな感じで、臨場感が台無しです。
この辺の設定方法については、damned氏の文章を読んでいただければ、明解です。で、ここでは更に補足。
このゲームのように、PC Speakerを利用するソフトは、CPUをエミュレートする速度の設定もまた、音質に影響するようです。具体的に言うと、CPUの速度を上げ過ぎてしまうと、音がブチブチ切れたり、ノイズが乗っかるようになります。マシンパワーにも依るみたいですけどね。dosbox 0.60で随分と改善されましたが、それでもCPU速度はほどほどにしておくのが妥当かと。
おまけ:
dosの実機(変な表現ですがご勘弁を)で遊んでいた人には常識でしょうが、CD-ROM版のCDSも、CD-ROMの「w7」ディレクトリ以下のファイルを全てコピーすれば、CD-ROM無しでも遊べます。ただ、一部のファイルは「C:\WIZ-CD\7」以下に置かれている必要があり、この設定を変更する事は不可能であるようです。
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