Kohan on Linux
またもや体当りな事をしでかしてみました。
有名じゃないけど、一部でこっそりと人気を集めているリアルタイム戦略ゲーム、Kohan Immortal Sovereigns : Special Awarded EditionのLinux版を購入してみました。入手方法は、WineX(DirectX対応を売りにした、シェアウェア版のウィンドウズエミュレータ)を開発しているTransgaming Technorogies社のサイトにおける、ダウンロード販売のみ。
価格は $29.00と、ウィンドウズ版を所持していないのなら、まあお買い得と言えるんじゃないでしょうか。説明書がオンラインマニュアルのみですが。ちなみに、初期バージョンも $19.00で販売されていますが、これから購入するのなら、Special Awarded Editionにしておくのが妥当でしょう。Linux版には、ウィンドウズ版の公式サイトで公開されているパッチも当てられないような気がしますし。
おっと、せっかくだから。ダウンロードするファイルの容量は、合計で150メガバイト程度。ダウンロードに掛かる時間の目安になりますか?
インストールしてみると分かりますが、このLinux版のKohanは、内部でWineXを利用しています。って事は、ウィンドウズ版のKohanを所持していれば、わざわざ購入する必要が無い....かのように見えます。そうです、ウィンドウズ版のKohanは、WineXでは動かないのです。起動直後あたりで固まるんで、プレイ自体が不可能です(環境によって違いがあるかもしれない)。X Window System自体が固まるわけじゃないんで、状態を回復させる事は可能ですが、妙に多くのプロセスが残ったままになるんで、killしていくのが面倒です。敢えて試してみようと思われるのなら、その辺を覚悟の上で。(環境によっては動くかもしれないので、ウィンドウズ版を所持しているのなら、まず試しておいた方が良いかもしれない)
逆に、Linux版をウィンドウズ環境に持って行っても、正常には動作しないらしいです。ネット上でそういう書き込みを見掛けただけで、自分では確認していませんが。とまれ、Linux版のKohanがプログラムの一部書き換えを行っているのは、間違い無い事実のようで。
それはともかく、家のような Plamo Linuxをベースにいじくりまくった変な環境においても、正常に動作しております。今のところ。恐らく、殆んどのディストリビューションで、そのままでも正常に動作するんじゃないですかね。環境によっては、設定ファイルを多少いじくる必要があるかもしれませんが。これだけキチンとした仕事がなされているのなら、お金を出してみるのも悪くは無いかもしれない。欲を言えば、エミュレータを利用しない、NativeなLinux用アプリとして公開して欲しいところですが。今は亡き Loki Entertainment社がやっていたみたいに。
Kohan自体の紹介文は、また今度ね。
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