Indiana Jones and the Fate of Atlantis
調子に乗って、どんどん行っちゃうよ。というわけで、今度は「Indiana Jones and the Fate of Atlantis」をコンプリートしました。これは、お話は出来上がっていたものの、様々な理由からお蔵入りとなったインディジョーンズシリーズの四作目をゲーム化したものです。
ストーリーは、タイトルから想像出来るように、アトランティス文明の遺産を巡って、ナチスと対立しつつ冒険を繰り広げる、といった感じです。実は、自分は映画を一つも見ていないんで、インディらしいかどうかを聞かれても、答えようがありません。
シナリオ上の最大の特徴は、序盤を終えると3つに分岐する点です。これら3つのコースは、それぞれ「ヒロインと行動する」「一人で謎解きに挑む」「腕っぷしで突き進む」という特徴を持っており、大雑把なストーリーには変化が無いようですが、先に進むためにやるべき事(つまり、謎解きなど)は結構大幅に変化するようです。一つのコースをコンプリートするだけでも十分なボリュームがあるんで、何とも贅沢な作りです。あ、ちなみに、自分はヒロインと共に行動するコースでしかコンプリートしていません。「一人で謎解きに挑む」コースでは、更に多くの謎解きが待ち受けているようです。
また、このゲームでは、コマンドを使った通常の謎解きの他にも、会話で正しい選択肢を選ぶ必要があったり、格闘シーンがアクションゲームになったり、様々な乗り物や機械を操作する場面があったりと、とにかく色々なシチュエーションが用意されていて、ゲーム展開がかなり賑やかです。かなりエンターテイメント性が高い作りなので、「LOOM」と並んで、一般人にも十分にお勧め出来るゲームだと思います。
但し、謎解きの難易度は、このゲームもやはり本格派アドベンチャーゲームである事を彷彿とさせます。つまり、結構難しいです。それでも、「モンキーアイランド2」と比較すると控えめに抑えられており、素直に「謎解きに頭を悩ませるのが楽しかった」と言えるレベルです。要所にムチを使う場面がしっかりと用意されているのは、ファンなら大喜びかもしれません。中には、難しいと言うより単に面倒な部分もありますが、目を瞑っても良い程度だと思います。
あと、このゲームには、いわゆるハマリ(絶対に先へと進めない状況に陥る事)はありませんが、ゲームオーバーはしっかりと用意されており、格闘で負けたり、一部の会話では選択を誤ると、そのままゲームオーバーとなります。とは言っても、格闘はコツを捕めば簡単ですし、「腕っぷし」コース以外では、逃げれば済むようです。会話についても、ゲームオーバーになる選択肢は、見ただけで「あ、これはヤバイな」と分かるようなもので、普通に考えれば逃げられます。だから、特に気にする必要は無いかと。
何にせよ、こういった難しいゲームは一般層には向かないというのが一般論ですが、少なくともこのゲームに限定して言えば、たまには散々悩み抜いてみるのも一興じゃないかな、と思います。難しくても、理不尽な謎解きはありませんからね。そういう難しさも含めて、かなり良く出来た、楽しいゲームでした。
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