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2004/02/18

ゲームの小ネタを二つ

なんか疲れ気味(コメディの見過ぎ)なので、今回は小ネタでいきます。

Flashを使った、ブラウザで遊ぶアドベンチャーゲーム「Crimson Room」
http://www.datacraft.co.jp/takagism/index_j.html
密室からの脱出が目的というコンピュータゲームの黎明期を思い出させるような内容。謎解きもまた、黎明期のアドベンチャーゲームを彷彿とさせるような、意地悪なもの。とにかくマウスであちこちをクリックして、隅々まで調べてみよう。探索を行なう場所が一つの部屋に限定されているので、難易度はそこそこに抑えられているような。とは言っても、昔のADVに慣れていない人にとっては、理不尽な難易度かもしれない。
ちなみに、情報元は友人のWeb日記である骨ニュース。他のオンラインADVへのリンクもありますよ。

ウィンドウズ用アドベンチャーゲーム「Mystic House」
古い男の部屋よりダウンロード可能
上のゲームを遊んだら思い出したので、ついでに。
こちらは、とある舘に侵入してお宝を探しましょうという、まんま黎明期のADV的な内容。つまるところ、作者の方はそういう黎明期のゲームがかなり好きなので、思わず自分で作ってしまった、という事らしいです。
舞台が一つの家全体にわたるため、謎解きはかなり難解かつ複雑なものになっています。あまつさえ、キーボードから英単語を入力する方式を採用。初心者の方にはお勧めしません。
と言いますか、どうしても自力で解けない場所があったため、ヒントを見てしまいました。

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2004/02/10

morrowind.iniいぢり:その1基礎編

Morrowindがインストールされているディレクトリには、「morrowind.ini」という名前のファイルがあります。このファイルはつまるところ設定ファイルで、これを書き換える事により、色々と環境なんかを変更出来る、という代物です。Morrowindでは、ゲーム中に使われる様々な演出など、かなり多彩な部分に変更を加える事が出来ますが、取り敢えずそういった高度な部分の話は後回しにして、今回はわりと気軽に触れて、しかも色々と便利な部分を紹介します。

と、その前に。当然ですが、morrowind.iniの内容を変更した事による影響に関しては、完全にメーカーのサポート外となります。また、自分もその責任を取る事は出来ません。よって、自己責任での行動をお願いします。
今回紹介する分に関しては、何か失敗しても恐らくは致命的な影響は出ないだろうと思われます。しかし、最低でもmorrowind.iniファイルのバックアップを保存しておくくらいは、事前にやっておくべきでしょう。と言いますか、それさえやっておけば、殆ど大丈夫なんじゃないかと。


その1:画面写真をファイルに保存する
morrowind.iniの、結構上のほう(自分のところでは34行目でした)に、以下と全く同じ行があります。

Screen Shot Enable=0

この、最後のゼロを1(必ず半角で)に変更して下さい。すると、ゲーム中に Print Screenキー(普通のキーボードでは、右上の辺りにあります)を押す事で、画面がbmp形式で保存されるようになります。画像ファイルは、デフォルトでは実行ファイルがある場所と同じフォルダに置かれます。
この画面撮影機能には、二つの「オプション」が存在します。上に挙げた行のすぐ下にあります。

Screen Shot Base Name=Morrowind
Screen Shot Index=??

Base Nameの方は、画像ファイルの名前を指定します。実際には、ここに書かれている名前の後ろに通し番号を付加したものが、画像ファイルの名前になります。まあ、敢えて変更する必要があるとは思いませんが、それでも名前を変えたい場合は、日本語の名前を使わないようにしておくべきでしょう。Morrowindは完全英語版のソフトなので、日本語のファイル名などは一切考慮していないものと思われるからです。
ちなみに、ファイル名の前に「フォルダ名\」を付け加えると(例:snap\Morrowind)、別のフォルダに画像ファイルを記録出来るようになります。ただ、予め同名のフォルダを手作業で作っておかないと、画像の記録が出来ません。
Screen Shot Indexは、次に作られる画像ファイルの「通し番号」を設定します。ゲーム中に画面を撮影すると自動的に更新されるので、通常は変更する必要はありません。と言うより、うっかりすると以前撮影したファイルを上書きする結果を招くので、下手に触らないのが吉でしょう。

ええと、すいません。これだけで結構な文章量になっちゃったので、基礎編の残りは、また今度にします。

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2004/02/04

本日のMorrowind

というわけで、なんだか久し振りにMorrowindを遊んでみました。

当面の目標は、自分の目標を達成するのに必要な文献を持っている人物が、ある事情から異端者として投獄されてしまったので、彼女を何とかして助けましょ、といったところ。どういう方法を使うにせよ、監獄に潜入して、守衛達をやり過ごしつつ彼女の元に辿り着く必要があります。ここで、何も考えずに襲ってくる守衛達をバッサバッサと斬り殺していっても良いんですが、法を犯しているのは自分の方だし、話によれば守衛達も結構そういった異端者達に対して同情的だったりする(けど、仕事なので侵入者は排除しようとする)らしいので、出来る限り殺生は避けたいです。というわけで、姿を見えにくくするアイテムを利用して、彼らの脇をすり抜けていく事に決定。しかし、アイテムを使うのを忘れて見付かってしまったため、別の薬で空を飛んで逃げる羽目に。まあ、いいけど。

あと、協力的な守衛から、「監獄に入ったら、まずは中の扉を開けるための鍵を探せ」って言われたんですけど、なんか自分にとっては簡単に開けられる鍵ばっかりだったので、自前の鍵開けツールで開けちゃいました。勿論、鍵開けが苦手なキャラは、言われた通りに専用の鍵を探せば良いのです。Morrowindにおける「自由度の高さ」というのがどんな物なのか、その一端でもお分かりいただけたでしょうか。

そんなこんなで、無事に彼女を救出。「異端者」達の隠れ家に案内してもらい、目的の文献を受け取りました。取り敢えずは、これだけでストーリーを進められるのですが、その隠れ家に保管されている幾つもの文献が気に掛かるので、数日ほどここに滞在して(註:気分だけですが)、これらの文献を読み漁ってみる事にしました。

この場面に限らず、Morrowindの世界には相当量の文献(書籍と巻物)が用意されています。その殆どは、読もうが読むまいがシナリオ展開に影響するわけじゃないんで、その意味では全く読む必要のないものばかりですが(現実的には、物語の背景を理解するためにも、ある程度は読んでおいた方が良いように思いますが)、ゲームを進める事を忘れて、こういった文献をじっくりと読んでみるのもまた、Morrowindにおける楽しみです。純粋に興味深い内容だからというのもありますが、こういう文献から得た情報(知識)が原因で物の見方が変わって、今後のプレイスタイル(シナリオ展開)に影響を与えるなんてことも、冗談ではなく有り得そうです。

Morrowindというゲームは、いわゆるレビューだけでは、どういうゲームか分かり辛いように思うので、こんな感じで「日記+レビュー」スタイルの紹介を暫く続けてみようかと思っています。

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CPU交換+Morrowindで実験

いい加減、Morrowindが重くて困っていたので、CPUをAthlonXP 2600+に交換しました。んで、せっかくなので、現在の環境でどれくらい快適にプレイ出来ているのかを紹介しておきます。現在のマシン構成は、以下のとおり。

CPU : AthlonXP 2600+
MEM : 512M, DDR
GRP : nVidia GeForce4MX (AGP 4x)
HDD : 60GB, UATA100, NTFS

本文の前にあらかじめお断りしておきますが、Morrowindのパフォーマンスは、どれだけのプラグイン(及び拡張データ)を導入しているか、そしてそれらのプラグインの内容によって、大きく変化します。自分の場合、拡張パックTribunalと幾つかのプラグインを導入しており、「標準の状態より、それなりに重くなっています」ってな感じの状況であります。

それはさておき。結論から言うと、取り敢えず「それなりに快適」と言えるだけのパフォーマンスが出ております。グラフィックボードが非力なんですが、グラフィックを強化するようなプラグインは導入していないせいか、さほど気になりません。場所によっては動きがカクカクになりますが、マウスとかの反応がわりと良好なので、気分的には悪くないです。ああ、でも、リアルタイムシャドウを導入すると、一気に辛くなりますね。Morrowindに限って言えば、パフォーマンスの改善を望むなら、CPUやメモリのパワーアップをまず最初に考えてみると良いみたいです。コマ落ちはオプション設定でそれなりに改善出来るし、そもそもコマ落ちが気になるタイプのゲームでも無いので。

残念だったのは、データロードの待ち時間が、思ったほど改善されなかった点です。実際には、随分マシになってはいるんですが、地上を歩いている時に突然画面が停止してしまうのは相変わらずで、やはり気になります。でも、ひょっとしたらこれは、ファイルシステムの問題なのかもしれません。FAT32あたりでフォーマットしたパーティションにインストールすれば、改善されるのかも。現時点では実験出来ませんが。あともう一つ、設定を書き換える事で、多少は改善されたりしてくれませんかねぇ?

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2004/02/03

タクティクスオウガの悪いところ

「タクティクスオウガ」は、日本のゲームマニアの間では名作として知られていますが、個人的にはどうも今一つ面白くないな、と思っておりました。しかし、面白く感じない理由が不明で、単に好みの問題だと思い込んでいたため、表向きには「良く出来たゲーム」だと、友人にも話していました。でも、つい最近、それが只の好みの問題ではない事が判明したので、その意見を撤回させていただきます。少なくとも自分の意見としては、「タクティクスオウガは、ルールに致命的な欠陥を抱えているゲームだ」という事になります。

具体的に、このゲームのどこが悪いのかと言うと、ヒットポイントの残量がごく僅か( 1とか 2とか)でも、キャラクターが何のペナルティも無く、普通に行動出来てしまう点です。これは別にリアリティを問題としている訳ではなくて、数値上のほんの僅かの違い(極端な状況では、たった 1の違い)が戦況に与える影響の大き過ぎる事が問題なのです。

例えば、そのキャラクターが魔法使いなら、相手に(強力な)攻撃魔法を仕掛ける事も可能ですし、回復魔法を使ってもらうか、自分でアイテムを使うなりして、ヒットポイントを結構大きく回復させる事も可能です。ほんの少し与えるダメージが少なくて、止めを刺せなかっただけで、これだけの違いが生まれてしまうのです。このゲームは結構シビアなバランス調整がされているだけに、こういった点が、何だか妙に理不尽に感じられてしまうのです。

この事がこれだけ大きな問題となるのは、他のルールとの連携が取れていないからでもあります。他の言葉だと、変な言い方ですが、このルールはゲームの中で浮いてしまっているのです。このゲームは、色々な要素が絡みあってダメージ量が変化するようになっていますが、それならやはり、ダメージ量によって行動に影響が出るようにすべきではなかったかと、こう思うのです。そうでないと、妙に細かいダメージ量の変化が、ただ欝陶しいだけになってしまいます。と言うより、このゲームは実際にそんな感じで仕上がっちゃいましたね。

もう一つだけ、このゲームの不満を挙げておきますと、あの「反撃」というルールはどうにかなりませんかね? 近接攻撃を仕掛けると、間違いなく反撃されて(ガード出来る事も少なくないけど)、しかも通常攻撃と同等のダメージというのは、あまりにも痛すぎませんか? 反撃する度に、クルクルと向きを変えてくれちゃうのも、非常にむかつきます。反撃ルールを採用するなら、もっと上手く処理していただきたいです。と言うより、このゲームのそれは、あまりにも原始的過ぎるのでないかと。

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